これを覚えればいいですか?

 

時々、子どもから「これを覚えればいいですか?」ってきかれることがあります。つい最近も中3理科の日周運動のところで、「地図だったら左が西、右が東なのに、どうして太陽や星の動きは左(東)から右(西)に動くんですか?」「これって、天体は左が東って覚えればいいですか?」ときかれました。「う~ん、それって覚えないよ。だって、毎日太陽は東から上って西に沈んでいるじゃない。すでに知っているから覚えることじゃないでしょう?地図は空の上から見て描かれているけど、太陽や星は地上から見ているからね。」という話をしました。

日周運動のことで、覚えることはただ1つ。地球が時計と反対周りに自転しているということだけです。これさえ知っていれば、後は絵でも描いてそうかそうか!と確認するだけです。

 

上位概念(抽象的思考)で考える

 

抽象というのは、”事物や表象を、ある性質・共通性・本質に着目し、それを抽き出して把握すること”です。(大辞林)

例えば、「ゾウ、犬、クジラ」を抽象化すると、哺乳動物になります。ここに「ニワトリ」を加えると、恒温動物、さらに「トカゲやサンマ」を加えると脊椎動物です。脊椎動物が上位概念になります。下位概念では、犬とサンマは色や形が違っても、大きなくくり方をすると共通点があります。

 

 

知らないことでも類推できる

 

こういう考え方をするクセをつけると、知らないことでも類推することができます。比例=片方が2倍、3倍になると、もう片方も2倍、3倍になる関係(=2つの数量の比または積が定数)ということを知っていれば、三角形の面積の比と底辺の比、おもりの質量とばねの伸び、時間と移動距離など、お子ちゃまたちがむず~い笑い泣きと勘違いしていることが、底辺の比が2:3なら、面積の比も2:3じゃない?ついでに、高さの比が3:5なら面積の比も3:5じゃない?(今、中3生が相似の問題で???になっています。)とピーンときてしまうのです。

 

共通の解き方をさがす

 

また、言葉の定義だけ覚えていれば、一見違う問題でも、共通の解決方法が見つけられます。

理科の飽和水溶液(中1)、飽和水蒸気量(中2)を例にしてみましょう。

飽和=含みもつことのできる最大限度に達して、それ以上余地のないこと。(大辞林)

割合=全体に対する部分の、または他の数量に対するある数量の比率。率。割。(大辞林)

言い換えると、

飽和=いっぱい、いっぱいってことね、つまり100%ってことね。このグラフの曲線がそれね。

割合=塩水の中の塩の分量ってことね。

な~んだ、飽和水溶液(中1)、飽和水蒸気量(中2)って同じ計算じゃない!

小学校で習った、庭の中の花壇はどれぐらいですか?と同じじゃない!

という風に、公式を暗記するより言葉の定義を知ることで解決できますね。

 

脱・暗記のまとめ

①大きなくくりで考える。

②知っていることを当てはめて、類推する。

③言葉の意味を知って、共通の解決方法がないかさがす。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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