安堵町を流れる富雄川沿いの道路脇に御霊神社があった。境内の入口には
御霊神社の由緒が書かれた古びた掲示板あった。
「祭神は不詳だが、一説には津速彦霊命とする。由緒も不明だが、
以前は牛頭天王を祭神とし、富雄川治水のための水神を奉祀し
たものか、境内末社に水神を祭る龍神社がある。神殿は春日造、
真言律宗の神宮寺があった。江戸時代には吉田座・南座の宮座
があり、座の一老が祭祀を掌った。」と記されていた。
境内は結構広く、綺麗に清掃されていた。立派な石灯籠が大並び、
その向こうには鳥居と拝殿があり、その奧に本殿がある。境内には
手水舎や境内社、稲荷社などもあった。
(02.07)