散髪、不適合者。

さてさて、昨日はライブ前ということもあり、散髪に行って参りました。

正直、髪型なんてどうでもいいというのが本音ですが、そういうことも言っていられないので、散髪屋へ。

いつもの1000円カット。

33歳で1000円カット、と書くのも恥ずかしくはありますが、基本的に美容師さんと会話をしたりするのが大の苦手な僕としては1000円カットは良いことしかありません。

貧乏人の財布に優しく、さらに、10分もかからない速さで切り終わる。

しかも、僕の場合、こんな写真を見せてから切ってもらわないといけないこともあり、会話は基本的に減らしたいのです。


「この人・・・何?渡辺謙さんに憧れてるからって、同じ髪型にしなくても、、、ん、しかもちょっと似てるし!」

そう思われてしまったら最後、髪を切りながらその美容師さんは絶対に僕の顔を凝視してきます。

そんな地獄の時間は、、、出来る限り短くしたい、いや、味わいたくない。

そんな中、昨日は1000円カットへ行ってみたところ、待ちが三人。

まぁこれはよくあることなので黙ってケイタイをいじりながら待っていると、聞き慣れないような、1000円カットにはあまりふさわしくないような、

「和気あいあいとした会話」

が耳に入ってきました。

別に、別に良いです、会話をすることは良いことではありますし、髪を切っている間に仲良く世間話をするのは別に良い。

だけど、その会話のテンションが異様だったのです。

「切られてる人、ここぞとばかりに喋ってね?」

何度も言うように別に良い。

だけど、、、僕が舞台で喋るぐらいのテンションで喋ってね?というようなテンションなのです。

それは別に、別に良いのですが、ひとつだけ困ることがあります。

「その後に切られるオレもそのテンション引き継がなきゃいけないわけ!?」

なぜそうなるんだよ、という感じもしますが、でも、美容師さんも今切っている人の会話にテンションが上がってしまっているのはハッキリとわかります。

そのテンションで話しかけられたら、、、キツイ。

どうしよう、どうすればいいんだ・・・

悩む時間も10分、あっという間に僕の時間になり、

「お次の人どうぞ〜」

と呼ばれたものの、今切られていた人はまだ立ちながら喋ってます。

「この人、どんだけ話したいんだよ!」

ドアを閉める直前まで言葉を繋ぎ、最後の最後、本当にギリギリで「では、また!」と言い残して出て行かれました。

その人が店を出た瞬間、室内の空気が変わったのが肌にビシッと伝わりました。

あの人の無駄な会話のせいで、、、今、二人きりになった室内は異常なほどの静けさなのです。

店員さんのゴクリと唾を飲み込む音さえ聞こえてきます。

「どうしよう、どうしたらいいんだろう」

考えた末、僕は静かに目を閉じました。

〝喋ってこないでオーラ全開〟

いや、今までのハイテンションはなかったことにするかのように、ソッと目を瞑りました。

押し黙る、異様な空気。

無言の中、カットもあと少しで終わる、、、といったとき、店員さんが咳払いをしました。

「う、何か話してくる」

身構える僕に、店員さんは申し訳なさそうにこう言いました。

「ううん、すみません、やっぱり、いや、やっぱりっていうか、すみません、横にある傷は隠した方がいいですかね?」(僕の頭部右横には10円ぐらいの傷があります)

久しぶりに話したからか声は痰が絡まっているような感じになっていたものの、気のせいか、「やっぱり」という言葉が気になりました。

「やっぱりハゲは隠した方がいいですかね?」

先ほどの人のテンションが残っていたのか、フランクな感じで言いかけて、「あ、ヤベー、コイツは気難しいタイプの奴だった」と気付いて言い換えた感じといいますか。

って、勘ぐりすぎている感もありますが、そんな感じの雰囲気がしました。

ただ、そうは言っても、なんだかこんな変な空気にしたことを悪い気がし、、、空気を変えるためにも、少しだけテンションをあげてこんなことを言ってみることにしたのです。

「あっ、そうなんですよー、ハゲちゃってて、良かったら思いっきり隠しちゃってください!」

少しでも、ほんの少しでも笑ってもらったり、空気が和めばいいと思っての発言でした。

すると店員さんは、ゴクリと生唾を飲み込み一言。

「・・・はい」

は、は、はいの一言。

気まずい空気は、その後も延々と続いたのは、言うまでもありません。

ちなみに、先ほどの写真をお見せして切ってもらったのが、こちらです。




セットしたら、少しは似るかしら。。。

では。




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『鬼軍曹ダンカンの指令を忠実にやり遂げるライブ 〝THE・実験ライブ 7〟』
9月15日(土)
開場:19:00 開演:19:30
前売:1200円 当日:1500円
(学生証提示で800円)
ゲスト:グレート義太夫
前説:Mint
会場:チャラデ阿佐ヶ谷
 
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