【10月7日 火曜日】
昨日のいらない絶好調ぶりが祟ってか、12時頃、起床。
で、さらに昨日の北郷さんのアサヒ芸能の打ち合わせが今日に変更になっていたのですが、この日も中止という連絡が。
今日も台風の影響か?いや、台風は去ったはず。
でも、中止は中止なので、何をするか急遽考えることに。
ですが、急にすることがなくなると、どうしていいかわからなくなるものなのです。
なので、ここは
「東京ラブストーリー」
を9話から最終話まで見ることに。
無理して外出したり、慣れてもいないことをしたりしたらイタい目に合うのがオチなのです。
なので、「東京ラブストーリー」9話から。
交差、交差、交差。
とにかく、リカとカンチが入れ違い。
そこに、どう感情移入するかがこのドラマの肝だと思うのですが、ボクはなぜかついていけず。
ですが、ついていけないという漠然とした理由だけでは誰も納得をさせることなんてできはしないので、ボクはそのついていけない理由をこの「東京ラブストーリー」を勧めてくれた人と話したりすることで考え直してみたのです。
すると、もしかするとこんなことが理由なのではないかということが浮上したのです。
〝カンチの情けなさや、共感の出来ない行動が実はリアリティがありすぎるのでは?〟
正直、ボクはカンチが取る行動すべてに腹が立ったのですが、その勧めてくれた人が言うのには、
〝男なんて、だいたいがこういうモノ〟
ということだったのです。
たしかに、そういう視点で見てみるとどうしようもない優柔不断なカンチの性分は、ボクの中にも結構な大きさで備え持ってしまっている気もしてきたのです。
さらには、もしリカが良い彼女だというのをカンチがわかっているとすれば、そんなリカがそばに居るのにも関わらず関口へと気持ちを揺らいでしまうのは、ボクも実際に経験をしたことがあるからわかるのですが、もしかしたら、
〝男は、フられた女性を想い続ける〟
という謎な心理から生まれてしまった愛なのかもしれないのです。
だとすれば、、、この「東京ラブストーリー」という作品にボクがついていけなかった理由は、ボクが自分のダメなところに対して目を背けていただけだというトンデモなく哀しい理由が出てきたのです。
ただ、やっぱりついていけないという理由というのもあることはあって、親友である三上と別れた関口とカンチがすぐさま良い仲になっちゃったりするというところは、やっぱり気持ちが悪かったりするのです。
あと、関口の三上との別れ方もトンデモなくて、関口は浮気性だった過去の三上を忘れることが出来ず三上と付き合っていく自信を失うのですが、その自信を失ってすぐに三上をフっちゃったりするのです。
「信じる自信がないからもう無理で~す」
こんな感じではなかったものの、こんな雰囲気を漂わせながらのフリ方をするのです。
しかも、その軽い感じがそのあとに確信へと変わるのですが、なんと、関口は三上をフって間も無く、リカという彼女が居るということを知りながらもカンチに甘えだすのです。
でも、実を言うとこの演出や展開も、悪いというよりも良い展開な方だということを認めないといけなくなってきたのです。
なぜかと言うと、これもやっぱり〝リアリティ〟の問題のような気がするのです。
あと、世の中ではこんな別れ方は山ほどあるでしょうし、一瞬で冷めてしまったり、別れたあとに自分のことを好きで居てくれる人に甘えたくなるというのも、実際に誰でも持っている感情だったりもするはずなのです。
ということは、ボクが「東京ラブストーリー」についていけなかったトコロは…
〝ボクが現実を見つめていなかっただけ…〟
という疑問が生まれてきてしまったのです。
「中だるみがスゲ~よ…」
なんて言っていた自分に対し、思いっきり水をぶっかけられているような気分になってきました。
そして、このリアリティ問題はどんどんと大きくなっていって、そのあとカンチはリカに対しては曖昧なまま関口に想いを寄せはじめ、この三角関係、いや、しどろもどろ関係はどんどんと削ぎ落とされたリアルなモノになっていくのです。
要は、ボクが考える
〝ドラマではこういう演出〟
というのを削ぎ落とし、実際に身近に起きているけど些細すぎたり目を背けたかったりするようなことを、この「東京ラブストーリー」はやっているのではないかと思えてきてしまったのです。
ただ、負けず嫌いなボクは、
「いや、あそこはついていけないぞ」
とまだ〝ついていけない〟トコロを必死になって探してみたのです。
すると、ボクが気になったところが出てきました。
それは、
〝関口とつい最近まで付き合っていたカンチの親友・三上〟
との関係や問題をどうするかがあまりにも簡略的にやりすぎている気がするのです。
だって、イイ歳した大人が自分の親友の元カノにサラッと手を出したりしないはずなのです。
と、その〝ついていけない〟ことに文句を言おうとしたそばから、ボクはあることを思い出してしまったのです。
しかも、それは自分のエピソードで…。
実は、、、こんなことを言っているボクも、高校時代に親友とまでは言わないまでもある友達の別れたばかりの彼女と付き合ったことがあったのです。
さらには、ボクの場合はそんな状況なのにも関わらず、その女性でチェリーボーイを卒業したりしちゃったのです。
こうなると、カンチに文句を言うのが甚だおかしくて、もう、
〝ついていけない〟
ということは絶対に言えないので、今からはもう渋々ながらも素直に、「東京ラブストーリー」を褒めていくことにします。
しかも、ここからカンチの行動がまたまたリアルな感じなのですが、カンチが関口へと思いを寄せていく一方で、リカが出張でロスに行くということになるのですが、そこでリカは自分のロス行きを止めてくれる気配がないカンチに対し、
〝ロスに行かないでとか言ってよ…〟
と可愛いことをカンチに言うのですが、カンチはそのリカの可愛い発言をサラリと交わし、裏で関口にはリカと別れてきたなんて言い出すのです。
ドラマとしてはこんな哀しくも卑怯な手はあまり見たくはありませんが、現実で考えれば仕方もないような気もするのです。
「ロスに行くって言ったのを止めろとか無茶言うなよ!」
というのが当たり前な感情なのです。
って、このリアリティという観点を入れるだけで、ここまでも「東京ラブストーリー」の良さが見えてくるだなんて…と自分でもビックリしておりますが、そこからも良い展開がやってくるのです。
なんと、カンチに相手にされなくなったリカが、失踪をしてしまうのです。
しかも、カンチの実家がある愛媛まで行っちゃうのです。
もう、リアリティとドラマが重なり合った演出としては最高な展開なのです。
しかも、この愛媛への思いにも実はフリがあって、この失踪よりも少し前のリカとカンチがまだ良い感じだった頃に、
〝リカはカンチと愛媛へ旅行に行きたい〟
と言っていて、しかも、カンチには冗談半分で言っている風に見せかけておいて、実際に愛媛までのチケットを二つ分買っていたのですが、そこで男性代表の馬鹿野郎カンチはそれを冗談だと思い相手にしなかったのです。
その伏線が、なんとこの後半にやってくるのです。
ただ、実家の愛媛へと帰るカンチの友達が全員標準語というのは、さすがに噴き出して笑ってしまいましたけど。
そこは、方言使ってよ、と。
でも、それよりもカンチはリカを見つけ、愛媛を二人で巡るのですが、、、そこでリカがまた良いことを言うのです。
「○時○分の電車に乗るから…もしまだ間に合うのなら来て、、、」
そして、カンチは悩みに悩み、ギリギリになるもののダッシュでリカの元へと向かうのです。
ですが、なんとリカは、、、一つ前の電車で帰っていたのです。
そして、ホームの一番端っこの方に張り紙が、、、
「バイバイ カンチ」
もう、、、最高だぜリカ!です。
しかも、リカがロスへ行ったあとに、カンチの元にリカからの手紙が届くのです。
さらには、リカは元々カンチと寄りを戻せるとは思っていなくて、その手紙を愛媛から送っていたのです…。
もう、リアリティとドラマの中間を行き来する感じがたまらなくて、少し前まで、
「あぁ、中だるみスゲ~よ…」
なんて言っていた自分に、水だけではおさまらず、石までぶん投げたい気分になってきました。
ですが、それと同時に、、、これほど恋愛へのもどかしさや、滑稽なほど人の気持ちが変わるスピードというものをまざまざと見せつけている
「東京ラブストーリー」
は、トンデモなく刺激が強すぎるのではないか…とも思い、もし次また観るときは、、、〝恐怖映画〟を観るような気分で観る覚悟をしたのでした。
そして、ちょうど「東京ラブストーリー」鑑賞後、比嘉さんから、
「チケ売りしな~い?」
なんてお誘いがあり、急遽、自転車で下北沢へとレッツゴー。
で、この日の比嘉さんは、
〝昔の佐野元春さん〟
を意識しているというような格好で来ていて、若者の街下北沢なのにも関わらずやたらと目立っていました。
で、そんな比嘉さんと相変わらずチケ売りよりもお喋りをしまくったあと、比嘉さんオススメのスープカレー屋さんへ連れて行って頂きます。
こりゃあ目立つは…と思った皆様に、比嘉さんはこんなサービスショットまで撮らせてくださいました。
ただ、ボクにはこれのどこが佐野元春さんをイメージしているのか…が全くわからないまま、美味しいスープカレーをご馳走になり、ネタのことなどのアドバイスを頂いたのでした。
そして、解散後、ボクは三軒茶屋のTSUTAYAで、
『チンピラ』『熱海殺人事件』
を借りて帰宅します。
そして、帰宅してすぐさま、『熱海殺人事件』を。
ただ、この作品は感想を書くよりも、この一言でまとめさせて頂きたいと思います。
「こんな良い作品を観ていなかったなんて、人生損してたぜ!」
ホント、この一言に限ります。
でも、また感想を言えるような状況になりましたら、書かせて頂きます。
そして鑑賞後、お次はエッチなDVDを鑑賞です。
〝ナンパもの〟
誰もいないような浜辺で、水着姿の女の子三人をナンパしているところから始まり、って、この時点でもう絶対にあり得ないようなシチュエーションなのですが、さらに、そこからその女の子三人はうまいコトを言われて服を脱がされていっちゃうのです。
ただ、そこでボクはこんなことを思ったのです。
「脱ぐ前の印象と、脱いでからの印象がえらい違う風になるのだな」
でも、なぜかこういう時って、見た目と裸の印象があまりにも全然違うとワクワクしちゃったり、
〝この子はエロくないし、ダメだなぁ〟
なんて思っていた子が、やたらとエキサイティングなプレイをしていると、トンデモなく興奮してしまうことを発見したのです。
要は、ギャップ萌えというやつです。
って、こんなことでその言葉を使うんじゃね!って感じですが、
「やっぱり、人間の心理ってのはギャップに弱いんだな~」
なんて思いながら、ギャップに弄ばれたボクだったのでした。
毎回毎回、最後は下品な終わり方でごめんなさいね。
では。
ー コメントお返し ー
1 金言キャップが欲しい
昔 子供だったオトナは、いつまでも子供なのかもしれませんね。誰でもそういうところはあるのかも。(^-^)
それにしてもTさん、よくぞ今までご無事で!ってカンジですね。。。
昔の武勇伝しか語れない男よりも、自分の失敗談をサラっと語れる男の人の方が魅力的ってもんです。(・∀・)
ーお返しー
コメントありがとうございます!
オトコはよりそれが残るのかもしれません。笑
ほんと、よくぞご無事で!笑
でも、ご本人はまったく気にしている感じではなかったですけどね。笑
ある意味、この失敗談は武勇伝ですもんね!