【2月8日 土曜日】

外は雪、雪、雪。

東京では約20年ぶりの20センチ台まで積もるとか。

なので、家で昨日のソチオリンピンックの開会式の録画を視聴。

選手入場の時に、白いモコモコ帽をかぶった人たちの踊りがなんとも可愛らしかった。

それと、開会式の五輪の輪が開かなかったですなー、あらあら。

あと、この五輪の輪が一つ開かなかったことで、その演出していた人が暗殺されたというデマが流れたらしいです。

それを、この間三又さんが殿に本当のニュースのようにお伝えしてたのですが、大丈夫ですかね、三又さん。

「三又又三、たけし軍団に暗殺される?!」

ってなニュースが出ないか不安です。

で、お次は録画しておいた番組を視聴。

「笑神様は突然に」に出演されていた平愛梨さんの可愛さに、ウットリしながら視聴します。

で、春日さんがミスチル「Tomorrow never knows」の替え歌で最近起きた出来事を歌う、というのが笑っちゃいました。

バイクがエンジンかからず、押しがけしながら走ったら、そのままコンビニに着いちゃった。

別に話としては普通の話なのに、ミスチルの「Tomorrow never knows」に合わして歌うと、めちゃくちゃもったいぶった感じになって面白くなってて笑ったのでした。

で、そのあとは園子温監督作品『ヒミズ』を視聴します。

で、2時間ほど観ていたら、外では雪がすごいことに。

なので、『ヒミズ』はとりあえず途中で断念し、何かあったら怖いので早めに付き人のため家を出ることに。

で、その結果、あまりにも早く着き過ぎました。

なので、上島珈琲でブログなどをしこしこと。

すると、近くのテーブルの男女が、こんな会話をしていて耳がダンボになっちゃいます。

女「もうすごい変態なんだよー」

男「うん、絶対変態だよねー」

ただ、聞きそびれてしまったのか、何が変態なのかを二人は一切語らないのです。

変態検定3級のボクとしては、気になって仕方がないのです。(変態検定などない)

しかも、隣りのテーブルでは本を音読してる人もいるし。

「あなた、ここは家じゃないんだよ」

って、喉元まで出かけたのをグッと抑え、その男女の会話に耳を傾けます。

「憲法○条、…憲法○条、…」

隣りの人の音読だけがどんどんと耳に入ってくるのです。

しかも、この人憲法の勉強してるし。

でも、憲法を口に出しながら覚えているのって、

「俺は憲法を勉強してるんだぞ、すごいだろ」

っていう自慢なんじゃないだろうか。

なんて、もうボクの頭の中では隣りの人のことでいっぱいになってしまいます。

しかも、その人に夢中になっていたせいで、気づいたら変態男女は居なくなってたし。(別にその男女が変態なのではない)

なので、ボクもお店を出て少し早いけどスタジオへ行くことに。

すると、雪で何が起きるかわからないということで早めに出られていた殿が、入り時間より早めにスタジオへ入るとマネージャーさんからお電話が。

よかったぁ、もし憲法君がブツブツ言ってなかったら、慌ただしくスタジオへ向かわなくちゃいけない所だったのです。(憲法君と勝手に名付けさせてもらいました)

そして、大雪の中、殿は運転手の石塚さんと一緒にタクシーで入られます。

「なんなんだよ、この雪、すげーな」

と、殿は雪に少し嘆かれながらスタジオへ入られます。

すると、エレベーターの中で殿は、

「お前はどうやってきたの?」

なんてボクのことを少し心配してくださるのです。

なので、興奮さながら、電車です、とお答えすると、

「あ、そうか。電車の方がこういう時は走ってるもんなぁ。こっちは道路はヒドかったなー」

なんて少しお話を。

「嗚呼、幸せ」

なんて思ってたら、あっという間にエレベーターは目的の階へ。

「嗚呼、幸せはいつだって数秒さ」

なんてよくわからないことを思いながら、殿の楽屋へと。

そして、いつものように事情通のコント撮り、打ち合わせ、スタジオのオチ物の確認、などを殿は済まされます。

すると、スタジオに置いてあったパネルを殿が真剣に見られるのです。

ですが、そのパネルはさきほどの打ち合わせで見られたはずで、近くにいたスタッフさんも、何か不備でもあったのかとアワアワし始めます。

すると、そのパネルを凝視されていた殿はこんなことを仰ったのです。

「よし、これ田中用のパネルに持ってくか」

ですが、そのパネルは今日の殿の番組で使うための物なのです。

すると、さすがに近くにいたスタッフさんも恐る恐る、

「すみません、これは今日使うパネルでして…」

と、必死に阻止されます。

すると、殿はゲラゲラと笑われ、

「さすがに今日のパネルは使っちゃマズイよな」

と仰り、トイレ前にある使い終わったパネルを物色しに行かれたのでした。

そして、殿はめぼしいパネルを楽屋へ持ち帰られ、今日も田中さん用のパネル作りに励まれます。

そして、パネルを作り終えると楽屋ではソチオリンピックのことを。

すると殿は、ソチオリンピックの開会式の選手入場で、

「一人の国の奴いたろ?」

なんて嬉しそうに仰ったり、

「国の違う奴らもいっぱい居たろ?叔母がこの国が好きで、とか猫ひろしみたいな奴がいっぱい居たよな」

と、楽屋はオリンピックの話しで持ちきりになります。

あと、ちょうどやってたスノボーの予選をテレビで見ていたら、殿が、

「おいおい、ずいぶんと高いとこ飛んでやがんな」

なんてつぶやいていて、笑ってしまったのでした。

そして、オリンピックの話も落ち着き、

「この雪の中をどうやって帰るか?」

という話に。

なので、今日はボクと二人でタクシーで帰ることになっていたので、そのことを殿にお伝えします。

すると殿は、

「シェパード1人で大丈夫かなぁ?大丈夫か?お前が人生を立ち往生しちゃってるだろ?危なくねぇか?」

なんて仰られるのです。しかも、北郷さんもすかさず楽屋へといらっしゃり、

「えぇ、シェパードは人生をスリップしまくってますもんね」

なんて言って、ゲラゲラとボクが舞台でスベっているということを必要以上に殿に話し、二人してボクを笑いものにし始めるのです。

まぁ、99.9%事実なんですがね。

そして、最後にはなんとか、

「でも、ま、いっか。もし進めなかったら歩けばいいし」

ということになり、なんとか二人で帰るということに。

そして、ニュースキャスターの本番。

ソチに居る中居さんから、

「注目する選手や競技はありますか?」

という質問に殿が、

「なんとかメロっていたよね?メロ?うーん、メロリンQだっけ?」

と仰っていて、スタジオでは大ウケしていたのでした。

そして収録終わり、いつものように田中さんがご挨拶にいらっしゃり、殿はすぐさま打ち合わせへ。

すると、殿がこの日、去年の誕生日に太田さんがプレゼントされた鬼瓦権造モデルのドカジャンを着てくれていたことを、田中さんは嬉しそうに、

「ありがとうございます、着てくださってるんですね」

と、なぜかボクもその光景を見て、ウルウルとしてしまったのでした。

そして、殿と二人でタクシーに乗って帰宅します。

すると殿は終始、タクシーの運転手さんに気を遣われながらボクにこんなことを仰られるのです。

「もし雪で入れそうになかったら、迷惑だから入らずに歩いて帰ろうな」

タクシーの運転手さんを見ると、目がウルウルしていたような気がします。

だって殿にそんなに優しくされたら、誰だって嬉しくないわけがないのです。

すると、その殿のお優しいお言葉に触発されたのか運転手さんは、

「いえ、全然大丈夫です」

と、果敢にも雪の積もった路地へと突入してくださるのです。

そして、その運転手さんのドライビングセンスのおかげか、なんとか殿のご自宅までお送りすることができ、そのあとはボクも自宅まで送って頂き、帰宅したのでした。

そして、帰宅して途中まで観ていた『ヒミズ』を視聴します。

二階堂ふみさんのセリフ、

「呪いの石、ポッケいっぱい溜まったら投げつけてやる!」

というのがなんとも好きだったのでした。

で、そのあと録画しておいた番組を視聴して、4時頃、唐沢寿明さんの「ふたり」を布団の中で読みながら寝たのでした。

では。


【告知】

2/23(日)
『勝手にありがとう』
開場:12:30 開演:13:00
前売:1500円(1ドリンク別)
会場:新宿ネイキッドロフト
出演:アル北郷、ユンボ安藤、居島一平、三平×2

前座で出させて頂くはずだったのですが、急遽、他の仕事が入り出演できなくなってしまいまして…

申し訳ございませんが、ボクなしでも、いや、ボクなしの方が、いやいや、やめておこう、絶対に面白いので、是非行ってみてくださいまし。

すみません。