覇王健白のモデル | 上目遣いのけんちゃん先生 V6カミセン 小説

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V6の三宅健と森田剛と岡田准一をイメージしたイケメン教師が、今どきの女子高校生たちと繰り広げる学園ドラマ。ドラマの進行の合間に出てくるけんちゃん先生の古典講義は勉強にもなる?

お気づきの方もいらっしゃるでしょうが、覇王健白のモデルは斉の桓公。春秋時代の最初の覇王です。


この桓公(名は小白)を覇王に押し上げた人物が幼き頃からのお守り役、鮑叔牙(ほうしゅくが)と、その幼馴染で小白ののお守り役であった管仲


厚い友情を表す有名な故事成語「管鮑の交わり」のもとになった二人です。

管仲は「自分を生んだのは父母だが、自分を知ってるのは鮑叔牙だ」って言うくらい鮑叔牙と分かり合ってる。男の友情萌え♡


さて、これでカミセンが揃いました。実は、キャスティングは少し悩みました。覇王になる桓公は健ちゃんとして、鮑叔牙と管仲を剛准どちらにするか…。


剛健の主従関係
🆚
イノッチと岡田の主従関係


これも捨て難い。でも、決め手になったのは剛健のとあるシーン。


小白が覇王になるまでのエピソードに、例の矢を射られて死んだふりをし、棺桶に入って斉に帰国する(32話 運命の一矢35話 玉座奪取)というのがあります。


このエピソードが決め手になりました。

岡田に射られるのと、剛くんに射られるのと、どっちが萌えるか⁇と、自分の胸に聞いてみて(しょうもな。でもマジ)、剛くんに射られたい♡(健ちゃんがな)と思って、配役が決まりました。


管仲の大胆さは准ちゃんに似合う。でも、鮑叔牙の方が管仲をリスペクトしてる感じがあるから、やっぱり、管仲=剛くん、鮑叔牙=准ちゃんで。

この配役は逆だと剛健萌え♡が生まれていたでしょう。




小白に兄が二人いたのも史実ですが、実際昌碧に当たる長男、襄公は全然いけてないのですよ!でも、昌がやるからには、かっこよくしなきゃ、と、ここは苦労しました。


姜妃にあたる文姜と襄公の近親相姦は史実のようですが、文姜はの死後も生きたなかなかやり手?の女性でした。


管仲は優れた政治家で、著書も残しており、与えることは取ることである、というのも管仲の著書にある言葉。


このように、史記や十八史略などに載っている桓公が覇王になるまでのエピソードをもとに、萌えと話の面白さのために、オリジナルな肉付けをしました。


基本、女が絡むところは全てオリジナルです。


そして、近親相姦をトラウマにした健白のキャラは完全にオリジナルです!(実際はスケベだった。健ちゃんと同じようにな。←)



ああ、楽しかった。でも、長かった。よくぞここまでお付き合いくださいました。


謝謝ハート