この桓公(名は小白)を覇王に押し上げた人物が幼き頃からのお守り役、鮑叔牙(ほうしゅくが)と、その幼馴染で小白の兄のお守り役であった管仲。
厚い友情を表す有名な故事成語「管鮑の交わり」のもとになった二人です。
管仲は「自分を生んだのは父母だが、自分を知ってるのは鮑叔牙だ」って言うくらい鮑叔牙と分かり合ってる。男の友情萌え♡
さて、これでカミセンが揃いました。実は、キャスティングは少し悩みました。覇王になる桓公は健ちゃんとして、鮑叔牙と管仲を剛准どちらにするか…。
剛健の主従関係
🆚
イノッチと岡田の主従関係
これも捨て難い。でも、決め手になったのは剛健のとあるシーン。
このエピソードが決め手になりました。
岡田に射られるのと、剛くんに射られるのと、どっちが萌えるか⁇と、自分の胸に聞いてみて(しょうもな。でもマジ)、剛くんに射られたい♡(健ちゃんがな)と思って、配役が決まりました。
管仲の大胆さは准ちゃんに似合う。でも、鮑叔牙の方が管仲をリスペクトしてる感じがあるから、やっぱり、管仲=剛くん、鮑叔牙=准ちゃんで。
この配役は逆だと剛健萌え♡が生まれていたでしょう。
小白に兄が二人いたのも史実ですが、実際昌碧に当たる長男、襄公は全然いけてないのですよ!でも、昌がやるからには、かっこよくしなきゃ、と、ここは苦労しました。
姜妃にあたる文姜と襄公の近親相姦は史実のようですが、文姜は兄と夫の死後も生きたなかなかやり手?の女性でした。
管仲は優れた政治家で、著書も残しており、与えることは取ることである、というのも管仲の著書にある言葉。
このように、史記や十八史略などに載っている桓公が覇王になるまでのエピソードをもとに、萌えと話の面白さのために、オリジナルな肉付けをしました。
基本、女が絡むところは全てオリジナルです。
そして、近親相姦をトラウマにした健白のキャラは完全にオリジナルです!(実際はスケベだった。健ちゃんと同じようにな。←)
ああ、楽しかった。でも、長かった。よくぞここまでお付き合いくださいました。
謝謝