高田道場初日







朝10時道場に到着







道場に挨拶をして







『おはようございます!金子です







よろしくお願いします!』







、、、







、、、ロッカーこっちです。







ここ適当に使って下さい







『あ、はい』






なんか緊張して気合い入っていた自分







とはかなりの温度差が、、、







正直全く興味ない感じだった







着替えをすませマットに移動すると






4.5人の方がストレッチを







その中にはあの桜庭さんの姿も!







皆さんプロの形である






とりあえず皆さんに挨拶を







『今日からお世話になる金子ですよろしくお願いします。』







『あ、ども』『はーい』みたいな







桜庭さんは笑顔だった






みんな歓迎ムードではない







早速この前テストの時に相手をして






くれた方が来て







『どうも豊永です。とりあえず縄跳びから』







と話しかけてもらった。







この豊永さんが俺の先生になってくれた人だった








まず縄跳び三ラウンドこれがまた






見た目以上にキツイ







一ラウンドミスしないで飛ぶのに






一ヶ月近くかかった







それからシャドー







今まで寝技Onlyだったから







全くの素人に豊永先生も苦笑い







シャドー四ラウンド






ジャブからストレートみたいな感じを







永遠やってたな~







もうこの時点でフラフラ、、、







初日で緊張と気合いが空回り







めちゃくちゃ疲れた







そして『んじゃグランドやりますか』







はい!







ここだけしか出来ないので気合いが入った







しかし今までは柔術着を着ていたが






今日からは裸で練習







全く掴む所もなくどうしたらいいやら







何か形とか技の練習かと思いきや







いきなりこの前の試験と同じ感じに







スパーが始まった






それも今度は皆さんで回す感じで






めっちゃ緊張した







すぐに始まった







まず先生の豊永さんと







この前コテンパンにやられていたため







萎縮してしまいビビリがちに






すると『ダメだよそんなんじゃ!






もっとこうやってこう!』







はい!







この前とは全く違いかなり厳しいかった!







その日桜庭さんとはやらなかったが








ライオンに食い殺されるハイエナのように。








洗濯機の中の服のように。








まさに成す術なしとはこの事だ。







何もさせてもらえなかった







試験の時は一ラウンド五分






この初日は七ラウンドくらいだったかなあ






もう最後は覚えてないくらい






意識も失い何回もタップした







しかし皆さんはごくごく普通に練習を






続いていた









俺はマットの角に芋虫のように







這いつくばっていた







すると先生が







『大丈夫ですか?もう無理しないで







いいですから、来たい時に来て下さい』






って言われ、、、悔しかった、、、が






何も言えなかった







練習が終わり雑巾で道場を綺麗にし







先輩達に挨拶し初日が終わった







もちろん辞めるわけない!







これからこれが毎日続くのである
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