拳Gの今日の「聞け!」

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まちゃあきに仕事を任せた時の話。

ある日。俺は自分の仕事に忙しかったのでまちゃあきには何か一人で仕事をしてもらわないといけない。簡単な仕事として、整線作業をお願いした。

整線とは、家庭でもあると思うが、ゲーム機やAV機器とTVを繋ぐ映像出力だの音声出力だののケーブルや、電源ケーブルとかが溢れかえっているのを、使い勝手の良さや絡まらないようにするため、束ねたり端に寄せたりする作業である。もちろん、そんな家庭用のケーブルを数本束ねたりするわけではなく、業務用のケーブル数十本を束ねて結束バンドで見映え良く固定していくので、多少のコツや技は必要なのだが。

まずまちゃあきには、作業のやり方とコツを徹底的に教えた後、次の日に出荷なのでできるだけ綺麗に、期限は今日中であることを伝えた。

しばらくして、まちゃあきができたと言うので確認しにいった。グッチャグチャでとても出荷できるような状態じゃない。俺が教えた手順やコツも全て無視だ。。

まちゃあき「すみません。こういうの苦手なんで。」

だったら得意な作業を教えてくれ。あなたは何ならできるんだ?

俺「いやいや、苦手とかじゃないでしょ?同種のケーブルはまとめるとか、巻く向きを揃えるとか言ったこと1つも守れてませんやん。話聞いてました?」
まちゃあき「ええ、ちゃんとメモ取りながら。」
俺「メモ?何書いたの?見せてもらえます?」
まちゃあき「いや、それはちょっと…」
俺「嘘ですよね?」
まちゃあき「まあ、それは置いといて…」
俺「どうでもいいけど、これ終わらんと帰れないですからね。僕も手伝うから早く終わらせましょう。」























俺「ちょっと、見てるだけじゃなくてあんたもやりなさいよ。」
まちゃあき「いや、とりあえず初回は見学ってことで。」
俺「ええからはよやれ!」


結局ほとんどを俺が手直し、出荷までこぎ着けた。

まちゃあき「すいません。もう少しちゃんと指導していただければ綺麗にできたんですけどね。」
俺「え?僕が悪いって言ってるんですか?」
まちゃあき「いやいや、そういう意味じゃ無くて。ご指導のおかげで出荷できました。」
俺「ご指導のおかげっていうか、ほとんど僕がやりましたやん。」
まちゃあき「ところでもう定時過ぎたんで帰っていいですか?」
俺「帰れ!」











つづく

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今回はちょっといい話。

すごく真面目な会社の先輩が、学生時代にバイトしていた時の話。

先輩のバイト先は24営業のファミリーレストランで主に夜勤をしていた。
ファミレスの夜勤は暇。とにかく客が来ない。客が来たところで、終電を逃したサラリーマンや、遊び疲れた若者ばかりでぜんぜん金を使おうとせず、ドリンクバーだけで粘るような輩ばかりで接客することもない。

当然、暇なバイトはサボる。見えないところでボーッとしたり、奥に下がってだべったり、悪いやつは商品をつかってオリジナルデザートを作成し、勝手に食ったりやりたい放題だ。
とくに岸元という極悪バイトは、毎晩のように、「本日の岸元スペシャルサンデー」を作り、食らい、15キロの増量に成功したそうだ。

そんな腐りきったバイトメンバーの中、一人もくもくと働いていたのが先輩なのだ。

お金を貰うからには何か店のためにやらなければならない。そういう使命感から、先輩は毎晩毎晩掃除をしていたそうだ。

夜が明け始めると、終電を逃したサラリーマンや、遊び疲れた若者達は店を出て、ボチボチと早起きなお年寄り達が来店する。
お年寄り達が来ると言っても常連さんばかりで、みんなで顔を合わせてコーヒーを飲むお茶会のようなもので店自体は忙しくなるわけではない。なのでバイトはサボる、ボーッとする、だべる、岸元スペシャルサンデーを作る。その中で先輩はいつも掃除をしていた。

お年寄りの中で一人雰囲気の違う人がいた。見た目も上品な御婦人で、誰かと喋るわけでもなくいつも一人で席につき、静かに朝食を取っている。
先輩はその人が何となく気になり、その人の姿が確認できるところでいつも掃除をしていたそうだ。

ある日のこと。その日も相変わらずの体たらくなバイト達を尻目に、先輩はもくもくと掃除をしていた。するとその日も例の御婦人が一人でやって来て料理を注文した。先輩はその様子がうかがえるところでもくもくと机を拭いていた。

先輩は御婦人がずっと自分のことを見ていることに気が付いた。しかしその視線に気付かないふりをしてもくもくと机を拭いた。ただひたすら、視線を感じながらもくもくと机を拭いた。すると御婦人に、「ちょっとお兄さん!」と声をかけられた。

先輩は御婦人の元へ歩み寄った。すると御婦人は先輩に言った。



































「あんた、そんな雑巾さわった汚い手で料理持ってこんといてや!」




おわり

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前回書いた飲み会翌日の話。レンタル移籍のまちゃあきの毎朝の日課は、自分の所属している部署の上司に前日の勤怠を電話報告すること。この日も部内に響き渡る大声で電話していた。

まちゃあき「ええ。昨日は飲み会だったんです。歓迎会でね。まあ、私は歓迎されてなかったですけどねえ!」

こいつ性格もいってもうてる。

これも前回、翌日の作業の打ち合わせの最中にもかかわらず、定時のチャイムと同時に帰ってしまったまちゃあき。どんな状況だろうと4時になったらそわそわしだし、4時半になるとすべての仕事を放棄。定時の5時になると帰ってしまうのだ。そもそもなんでそこまで5時ジャストにこだわるんだ?ちょっと聞いてみた。


俺「いっつも急いで帰ってますけどなんかあるんですか?」
まちゃあき「私には使命があるんです!」
俺「は?」
まちゃあき「5時15分の電車に乗るために帰らなければなりません!」
俺「は?」
まちゃあき「5時15分にホーム立つことができるのは選ばれし者だけなんです。だから私が5時15分に電車に乗る使命があるんです!」


それは選ばれし者じゃなくて、誰からも選ばれなかった者だ。


俺「家遠いんでしたっけ?」
まちゃあき「そんなに。片道2時間です。」
俺「いや、遠いし。駅からは近いんですか?」
まちゃあき「駅からはね、運転手付きの車でね。」
俺「奥さんですか?」
まちゃあき「ええ。私は後部座席で酒飲んでますわ。」
俺「ダメ男じゃないですか。家まで我慢しましょうよ。」
まちゃあき「いや、どうしても我慢できなくて、電車の中から飲みはじめてるんですわ。」
俺「もっとダメ男じゃないですか。」
まちゃあき「いや、駅までは我慢してますよ。」
俺「当たり前でしょ。」
まちゃあき「道端で飲んでるの知り合いに見られて変な噂たつと嫌でしょ?」
俺「そういう問題じゃないでしょ。」
まちゃあき「でも電車乗ったら我慢できなくなって途中下車しちゃうんです。隣の駅で。」
俺「我慢するの一駅だけですか。もう最初から買ったらよろしいやん。」
まちゃあき「いや、その程度の我慢ができない人間はクズですわ。ほら、自販機で酒買った途端にその場で飲み干すような奴いるでしょ?ああいう奴はホンマに人間のクズや思ってるんですわ。だから私もそうゆうことはタマにしかしません!」




自他共に認めるクズだ。









まちゃあきは誰からも仕事を与えてもらえないので、毎朝試験場の掃除機掛けするようになった。だからといって、感心とはならない。毎日毎日誰かが注意しなければ何時間でも掃除機をかけつづける。そもそも毎週金曜日にみんなで掃除する時間を設けているし、仕事中に精密機器を取り扱う試験場でちょこまか動き回られてほこりを巻き上げられるとたまったもんじゃないし、ダイソンの爆音掃除機は五月蠅くてしかたない。ある日係長が俺に言った。

係長「おい、あのボケ止めてこい。」
俺「へ?」
係長「あのボケやボケ。ボケ言うたらあいつしかおらんやろ。あのボケやボケ。あの名前忘れたけど変な奴や。」

係長はたまにめちゃめちゃなあだ名をつける。ボケならまだましだ。以前、暗くて幸の薄そうな女性のことを、「縁起の悪いやつ」と呼んでいた。とりあえず止めに行く。

俺「すいません。試験場の掃除は毎週金曜日にみんなでやるんで、掃除機止めてもらえます。」
まちゃあき「わかりました。でもやっときます。」
俺「いや、五月蝿いって苦情でてるんでやめてください。あとほこりが散るんで。」
まちゃあき「いや、そんなつもりじゃ無かったんですが。私クビですか?」
俺「そんなん知りませんけど。とりあえず片付けてください。」

掃除機を片付けるまちゃあき。そしてそのままホウキを持ってきて掃き出しだ。

俺「いや、だから掃除はやめてください。ほこりが散るんで。」
まちゃあき「はい。気をつけてやります。」
俺「いや、だから!」

この日から俺はまちゃあきにどんどんキレていこうと思いました。




つづく



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