人は、身近な人なり、
嫌いな相手からであり、
別の誰かから、
自分に対してかけられた
言葉通りの人間になりがちです。
例えば、
パートナーなり、
上司なり、
誰からでもいいので、
「もっとしっかりしてよ」
と言われている場面を
想像してみましょう。
とても惨めな気持ちになり、
「自分はダメな人間だ」と
自分を責めてしまいそうに
なりませんか?
言われ続けるほど、
まるで洗脳でもされているかのように
自分で自分を責め出すなんてことも
ざらです。
このように、
ネガティブな言葉を
かけられていると、
かけられた人間は、
自分に対する評価が
だんだん下がってきて、
言われている通りの
世で言われているような
「しっかりしていない
残念な人間」
という役割を果たすように
なっていきます。
鋼のような
メンタルを持っていても、
ネガティブな言葉を
言われ続けていると
脳がかけられた言葉に
抵抗するのに
疲れてしまい
心や、行動、身体に対しての
パフォーマンスが低下します。
これを、
「ゴーレム効果」と
言います。
誰かへの言葉も、
自分への言葉も、
ネガティブにならないように、
気を付けなくては
いけませんね。
じゃあ、どうすればいいか?
だからといって、
イラついている相手に、
ヨイショするのも、
嫌ですよね。
そんな時には、
総体的な話として
話しましょう。
例えば、
お風呂に
全然入ってくれない
パートナーに変わってほしければ、
「清潔感のある人って、
モテるよね。」
などと、さりげなく
何度も伝えることが
重要です。
このように、
相手に期待をかけて
プラスの言葉や、
反応を表すことを、
「ピグマリオン効果」と
言います。
最近、私も、
娘の行動に腹が立ち、
つい皮肉やらを
言ってしまいがちでした。
私も、まだまだ未熟なので、
娘のパフォーマンスを
上げる方法を
ついつい
忘れてしまうんですよね。
発達障害のわが娘は、
特に、
ネガティブな言葉に
強い反応をしてしまいます。
わたしも、皮肉ではなく、
「ピグマリオン効果」を
意識した言葉を
かけるように
また、
やり出した次第です。