今日の小学生クラスでは、バレンタインデーの由来や本来の意味、そしてアメリカなどでのバレンタインデーの過ごし方について生徒たちに話をしました。
最初に小4女子に「バレンタインデーって何の日?」と聞いたら「女の子が男の子にチョコをあげる日💕」と返ってきました。やはり。日本ではすっかりその考えが定着しちゃってますよね。また最近では「仲良しの子にチョコやお菓子を贈る日」になっているでしょうか。
そこで、バレンタインデーの由来を話しました。
西暦240年
バレンタインはローマに住むとても心優しい司祭(priest)でした。
当時のローマ皇帝クラウディウス二世(Claudius Ⅱ)は兵士たちの結婚を禁止していました。結婚すると兵士たちは戦場に行きたがらなかったり、全力で戦えなくなったりするからです。
しかし、バレンタイン司祭はこっそり兵士たちを結婚させていました。
それを知ったクラウディウス二世はバレンタインを逮捕し、ローマの宗教に変えさせようとしました。当時はキリスト教はローマでは受け入れられていなかったのですね。
バレンタインはそれを拒否して牢屋(prison)に入れられてしまい、2月14日に死刑になってしまったのです。
現在は、恋人や愛する家族、大切な友達に気持ちを伝える日となっています。
バレンタインデーの由来には諸説ありますが、Youtubeの海外のキッズ用に作られた動画が英語がよくわからなくても参考になりますのでぜひご覧ください。
アメリカでは毎年22万ものプロポーズがされているらしいです。このような面白いデータも紹介されていますわ、
そして、日本ではチョコレートをあげる風習を作ったのは洋菓子のモロゾフです。モロゾフは1936年に広告を出し、欧米のバレンタインの様子を紹介したのだそうです。
その後、デパートが「恋人に贈り物をする日」として宣伝したそうですが、あまり定着しなかったようです。
戦後、1958年にメリーチョコレートが新宿の伊勢丹デパートで「バレンタインデーには女性から男性にチョコレートを贈りましょう」というキャンペーンを行ったのだそうですよ。