ボーイスカウトの掟シリーズの最後になったのが、「勇敢である」である。

実際の順番は

  1. スカウトは誠実である
  2. スカウトは友情に厚い
  3. スカウトは礼儀正しい
  4. スカウトは親切である
  5. スカウトは快活である
  6. スカウトは質素である
  7. スカウトは勇敢である
  8. スカウトは感謝の心を持つ
になるので、7番目の掟になる。どの掟が大事かといえば、どれも大事ではあるが、自分の資質に最も合っているいえばこの「勇敢である」と思っている。ボーイスカウトがアウトドア(野外活動)に着目したこと、創始者のベーデンパウエルは軍人だったこと、その辺も関係があるであろう。ベーデンパウエルのラストメッセージに以下のフレーズがある

 

 

幸せというものは、お金持ちになることでも、仕事で成功することでも、また自分の思い通りにすることでもなれるものではありません。幸せになるための第一歩は、少年であるうちに健康で強い身体を作っておくことです。そうすれば、世の中の役に立つことができ、おとなになったときに人生を楽しむことができるようになります。自然について深く学ぶと、私たちが楽しめるように、神さまがいかに美しく素晴らしいもので満ちた世界をお作りになったかがわかるでしょう。

 

自然だけでない、世の中、人間、社会、世界の風俗と文化と習慣と言語、経済、芸術、科学技術を含めてそれを深く探究し、新しく切り開き、チャレンジを克服することで、私たちは楽しめる要素は無限にあり、そこに人間の生きる意義はあると思う。それを子供たちにわかりやすく、実践的に教えられるのが野外教育だと信じている。なぜなら、BPがいうように、知れば知るほど神(地球)が「いかに美しく、素晴らしいもので満ちた世界」をお作りになったか五感で体感できるからだ。

 

自分は、虫網と虫かごを持って山を探索して1日を過ごしていた幼少時の体験を常に忘れないで、たまには電脳世界をたまには山の中を冒険し続けるのが望みである。