契約書の最後の名前はパソコンで書いても大丈夫? | 契約書 書式の作成 チェックに関する ポイントとは

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こんにちは。

柏崎です。



さっき外出先から戻ってきたところですが、

外は異常な暑さですね。


でも、「暑い暑い」とばっかり言ってると、

精神的にぐったりする一方です。


ですので、ここはひとつこんな感じ(↓)でプラス発想。


いや~これで仕事が終わった後のビールがうまいぞ!


~~Q~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


契約書の最後のサインと捺印に関して質問です。


契約書の最後にこういったところがありますよね。


甲  東京都・・・1-2-3
   株式会社●●
   代表取締役 山田太郎

乙  大阪府・・・4-5-6
   株式会社●●
   代表取締役 田中次郎


この「代表取締役 山田太郎」や「代表取締役 田中次郎」

という部分ですが、お客様に手書きしてもらっても、

はじめからパソコンなどで印刷したものを提出しても、

どちらでもいいのでしょうか?


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~




法律的な効力という点ではどちらも有効ですが、

できるだけ相手から手書きのサイン(署名)をもらってください。

(合わせて、会社の代表印も捺印してもらいましょう)


相手から手書きのサイン(署名)をもらえば、

あとで「そんな契約書にサインした覚えはない」

という言い逃れもしにくくなりますので。


もし、そういう言い逃れをしようとしても、

裁判では筆跡鑑定が行われるので、ウソだとばれます。



これに対し、相手の代取の名前をパソコンで印刷して

会社の代表印を押してもらう(記名捺印)という方法でも

法律的には有効といえば有効です。


しかしこの方法だと、相手方が

「こんな契約書にサインした覚えなんかない。

権限のない者が勝手に代表印を押印したんだ」

と言い逃れしやすくなります。


ですので、契約書を作るときは

最後の名前のところは空欄にしておき、

あとでそこに相手の署名をもらうようにしましょう。


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