なんとなくご存知の方は多いと思います
広告やテレビ番組等で
モデルさんやタレントさんの着る
服や小物をコーディネートする
そんな感じではないでしょうか
その通りです
そして
その目的は売れること
その商品、人、雑誌や番組を売るために
デザイナー、カメラマン、ヘアメイク
スタイリスト、ライターや編集者など
プロが集まり作り上げていく
今日は実際の
スタイリストの仕事がどんなものかを
ご紹介したいと思います
ざっとあげるとこんな感じです
準備
・依頼を受けて打ち合わせ
・コンセプトにあったコーディネートを提案
・時にはモデルのキャスティングも
・ショップ（メーカー）選定→アポ取り
→商品をお借りする
・靴裏にガムテープを貼る等の撮影準備
撮影当日
・カメラマン、ヘアメイク、クライアントへ
コーディネートの説明
・スタイリングチェック
・商品のアイロン掛け、タグ取り外し等
・モデルさんへ着用、詳細チェック
・モデルさんの寒さ暑さ対策
・撮影チェック
終了後
・お借りした商品を返却
・請求書発行
以上
That's 地味！ですよね
そして
スタイリストってセンスが良くなきゃって
思われがちだけど
実は必要なスキルは
案外そこじゃなかったりもして…
センスは大事だと私は思うが
例えば
◇コンセプトを速やかに把握する
◇提案力
◇ショップ（メーカー）の情報量
◇細やかさ丁寧さ
◇気配り
そんなことが必要だったり
なによりモデルさんや現場を盛り上げる
コミュニケーションスキルが
ことの他大事だったりする
でも
そのすべてにおいて完璧な人は
私の知る限り少ない
どれかに秀でていれば良いわけで
苦手なことは
アシスタントに委ねたりすれば良い
これは
殆どの仕事に共通するのではないかと思う
ひとりで全てを抱えようとせず
自分は得意なことに集中して
それ以外は躊躇せず周りに依頼する
自分が苦手なことが得意な人がいて
依頼することで
その人の得意が発揮されて
更に開花されるのだから
遠慮など不要だよね
なんてことを言っている私が
それが最も苦手で
全てをひとりでやろうとしてしまう
そして
できない私は能力がないと落ち込み
挫折する
スタイリストの仕事に限界を感じたのも
そのあたりでした
今も上手くはないけど
かなり頼めるようになりましたよ マル
