☆ かん山古墳
大和国葛下郡
奈良県大和高田市築山
(｢築山児童公園｣内)
(公園内に駐車可)
■形状
円墳(2段築成)
■全長
約50m
■築造時期
5世紀前半
■埋葬施設
大小2基の棺を納めた墓壙(埋葬主体部)が存在する、大きな墓壙の底からコウヤマキ製の割竹形木棺の一部を確認
■出土品
楯形埴輪・家形埴輪(いずれも墳頂)、円筒型埴輪、朝顔型埴輪(墳頂とテラスに埴輪列)
鉄刀片、鉄鏃片、碧玉製の勾玉・管玉、水銀朱等
■周辺の状況
｢馬見古墳群 南群｣(築山古墳群)に属する
磐園陵墓参考地(築山古墳)(→ 現在改定作業中のためリンクには飛びません)の北側に隣接
■被葬者
(不明)
全長約50mの中規模円墳。磐園陵墓参考地(築山古墳)(→ 現在改定作業中のためリンクには飛びません)の北側に隣接して築かれています。そちらは4世紀前半頃の築造。後から築かれたようです。
磐園陵墓参考地(築山古墳)の周囲には、コンピラ山古墳(後ほど記事UPします)・松島茶臼山(陪塚に指定、後ほど記事UPします)・当古墳の各円墳、陵西陵墓参考地の前方後円墳が存在しています。
大型前方後円墳に近接する中規模円墳としての視点が課題のようです。
＊画像はWikiより
＊築造年代は当方にて追加
