☆ 「笠置山」磐座群 (3)




載せたい写真が山のようにあり
とうとう(3)まできてしまいました。

これでもかなり割愛しているつもり。
そしておそらくは(4)の記事までいきそうな予感が…。


磐座にあまり関心が無い方には
かなり退屈なものかと。

磐座好きさんには溜まらん!写真になると思いますが。



なぜ「磐座」?

答えは簡単。「そこに磐座があるから!」です。

…とは言いません。

…と言いたいけど(笑)


これこそが神の原点であり、
これこそが日本人の信仰の原点であり、

古代日本人の生活のすべてが集約されたものと思っています。


一部に磨崖仏などが彫られてしまったものもありますが、数千年の時を経ても、まったく変わらない姿のものがほとんど。

何て素晴らしいのだ!




これまでは整備された比較的ゆったりめの山道だったものが、

道が無い?
いや、道はこの隙間?


磐座の隙間を縫って進むことになります。

僅か30cmほどの隙間。
靴一足と半分(片足の)ほどの隙間。

バランスが取れないため
磐座に手を就くことになりますが…

神様…お許し下さいませ。


「蟻のとわたり」というのがあるらしく、
こちらのことでしょうか。




こちらがおそらく「平等岩」と呼ばれているもの。




同じ方向に平行に配されています。

「平等岩」とは仏教関係者が喜んで付けそうなネーミング。「平行岩」とされるべきでしょうか。




細かい石ころたちで支えています。
もちろん後世に隙間を埋めたと思います。

原初はどのような形だったのでしょうか。
角度はこのままだったように思いたい!




全部で10体以上で構成される磐座群。

以下、一気に4枚まとめて上げておきます。







周遊できる中ではもっとも高所の磐座群。

もちろん何らかの意図を持ち、組み上げたのでしょうが、私の控えめな頭脳ごときでは答えは見えて来ません。


続けた4枚の写真のうち一番下の岩は
太陽を反射させているように見受けられます。

誰でも分かりそうなものですね…。




「ゆるぎ石」




おそらくその時代に、元から座していた磐座の上に乗っけたものかと思います。



ここで道中の名も無き磐座群を。
(資料が見当たらないだけで名称があるのかもしれません)

以下、写真を一気に8枚。





とんでもなく凄い磐座も混ざっています。

たった一体でも見事なものが
ここには数百体も座しています。


以上の写真の中に「大鼓石」というのがあるようですが、どれか分からなくなりました。

(登拝日は11/30)



やはり(1)~(3)までで収まり切らなかった…
(4)へ続きます。