売布神社 (網野町木津)
(めふじんじゃ)


丹後国竹野郡
京都府京丹後市網野町木津217
(P有)

■延喜式神名帳
売布神社の比定社

■旧社格
村社

■祭神
豊宇賀能咩命
[合祀] 素戔嗚尊


久美浜町「夕日ヶ浦」より、網野町市街地へ向かう山中のルート国道178号線より少し外れた場所に鎮座。海からは直線距離で1km余り離れています。
◎垂仁天皇九十年、田道間守(タヂマモリ)が勅命にて不老不死の香菓の実を求めて常世国へ。「萬里踏浪無恙」苦難の末、景行天皇元年に帰国、報賽のため「田神山(屋船山)」に神籬を設けて礼典を行ったのを創祀としています。
◎合祀の素戔嗚尊は中世に当地で疫病が流行したため、山城国の八坂神社より勧請したものと伝わっています。