☆神籠石
(じんごいし・ちごいし)



大和国城上郡
奈良県桜井市忍坂781
(国道166号から東側に古い集落を通り抜ける道、「忍阪街道」の三つ辻に共用P有り)



神武東征のみぎり、この地で八十阜(ヤソタケル)を討つ際に隠れて盾としたという伝承が残る巨石。地元では「ちごいし」と呼ばれているようです。

高さは2.5mほど。上部に鐘が据えられており、残念ながら仏教の影響を受けてしまったようです。

この大きさから考えて盾にできたのは1~2人くらい。大群の八十阜軍を討つにはあまりにも小さ過ぎるかと。あくまで伝承と捉えるべきでしょうか。

磐座である可能性も考えています。


「忍坂山」(「外鎌山」または「宮山」)と神籠石。




背後から。