ここにもデジタル化の波が…:松山市総合コミュニティセンター(愛媛) | ZEL's:写真とジオラマとプラネタリウム

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趣味は写真、プラネタリウム巡り、科学施設巡り、ジオラマ初心者、フィギュアスケート観戦、かつてはゲーム音楽の作曲も。
2021/8月にこのブログを開設。

松山市総合コミュニティセンター(愛媛県松山市)。

九州四国プラネタリウム巡り旅の4館目。

 

 

 

本当は4館目は久万高原のはずでした。が、ナビでとんでもない山道に案内され・・・

途中で地元の方の車とすれ違い、心配して声をかけられました。

この道は危ない、と。

(あとで調べてみると、もっと簡単に行けるルートがありました。ナビ頼りにしたのが失敗でした)

天候も悪く、仕方なく断念。久万高原に行けなくなってしまいました。

そこで、繰り上げで松山市総合コミュニティセンターです。

 

ドーム直径:23m

投影機:五藤光学 GSS-I(不稼働)

 

 

 

この日見たプログラムは「季節の星空」。

23mのドームは大きくて、かつ傾斜式で見やすい。 しかし・・・ここもデジタル化の波が。

光学式投影機 GSS-I は備えてあるものの、使われていません。

 

 

 

このように使われなくなって、真ん中に沈めてあるプラネタリウムは他にもあります。

使わないならせめて展示してほしい・・・と思うのですが、それもまたお金がかかるのでしょうね。

 

じゃあどうやって星空投影してるの?っていうと、プロジェクター方式。 

これです。

 

 

魚眼レンズを使ってスクリーンがドームになっただけで、映画と同じです。 

デジタル式プラネタリウムというと聞こえはいいですが。

光学式投影機と比べると、星像がボヤッとしています。

その代わり、どんな星空でも、銀河の外にも連れていってくれるという利点はあります。

 

本当の星空の、あのくっきりと光る点のことを考えると、プロジェクターの星空はどうも納得はできないんですよね・・・古い人間かもしれませんが。

 

<訪問日:2019年7月>

(※以前の投稿記事を再構成しました)