「思考は現実化する」
と、
偉大なるナポレオン・ヒル博士がおっしゃっています。

僕もその意見には賛成なんですが、
言い換えと付け加えをさせてください。


思考を意図と言い換えて、
(「思考」だと全てを言い表せていない感じがして嫌なんですよね)



「意図は”ゆっくりと”現実化する」


と言い換えたいと思います。


三次元世界においては、思考は瞬間的には現実化されません。
そこには様々な限界があり、
光の速度だって毎秒30万キロメートル以上に速くなることはありません。

って、大げさ?
(これ結構重要なポイントなんだけど)

じゃあ、もっとわかりやすく言うなら、

カップラーメンはお湯を入れてから3分間待たなければならない!!

これが真実なんです!

って、わざわざ言わなくてもみんなわかってる。
すぐに食べたらおいしくないって。
時間がかかるんだよ。


でも、多くの人は、意図を現実化しようと思った途端、
現実化には時間がかかるってことを忘れ、
すぐにでも現実化されることを望んでしまうようです。
ゆっくり現実化されるのを待てないんですね。


例えば、

例題:
彼女のいない男が、理想の彼女が欲しいと意図してみるとどうなるか。



三次元世界の現実化は、ゆーっくりと始動を始めます。
声に出すとすれば、
三次元世界の現実化の声:
「よっしゃ、一つ現実化してやろうじゃないの」


意図した本人は、
意図した本人の声:
「よっしゃ、これで彼女ができるぞ。楽しみ!」




一週間ほどたって、

三次元世界の現実化の声:
「よっしゃ、あと約2ヶ月後には素敵な彼女ができるように用意ができたよ」


意図した本人の声:
「なんだよ、全然彼女なんかできやしない。意図したら現実化するなんて、やっぱり夢物語じゃないのか?」



1ヶ月ほどたって、

三次元世界の現実化の声:
「あと1ヶ月ちょっとたてば現実化するよ。きっと楽しみにしてくれているんだろうな。」


意図した本人の声:
「現実化なんか全然しないよな。望み方が悪かったのかな?理想の彼女を望んだのが間違いだったのかもしれない。よし、少しハードルを下げて、理想よりも少し条件の悪い彼女でいいってことにしよう。それを現実化してください!」


それに対する
三次元世界の現実化の声:
「あれ、困ったぞ、理想の彼女を用意したのに、オーダー変更だ。最初からやり直さなきゃ。とりあえず現実化は、今から2ヶ月後を目指そう!」




最初の意図から2ヶ月後:

三次元世界の現実化の声:
「本当だったら最初の意図は現実化していたはずなんだけど、修正が入ったからね。修正後の意図はあと1ヶ月経てば実現できるな」


意図した本人の声:
「ちっとも現実化なんかしやしない。意図を変えようか…」




こんな感じで(もちろん言葉があるわけではないですが)

現実化するのが遅いがゆえに、人間は余計なことをし続けるのです。

でもさ、みんな現実化が遅いことはわかっているのにね。
カップラーメンだって3分間待たなきゃおいしくならないって、当たり前に言ってたじゃん。


まず現実化で知っておかなければならないのは、


「意図は”ゆっくりと”現実化する」

ってことです。

でもすぐに忘れちゃって、せっかちになるのが人間。

だからこそ、

どうやって待てばいいのか

ということを考える必要があるのです。


今後、そのテーマを追求していきましょう。