皆さん、こんにちは。

佐伯恵太です。

 

「うちで過ごそう」という呼びかけの中で、ご自宅で多くの時間を過ごしていらっしゃる方が多いことと思います目

 

そんな方にオススメの映画を紹介したいと思いますビックリマーク

 

 

映画『メランコリック』です!!

 

 
田中征爾監督によるサスペンスコメディー。
 
第31回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門で監督賞など、多くの賞を受賞している作品でもあります。
 

 

 

深夜に人が殺される銭湯が舞台で、そこだけ聞くとこういう時期に観たくなるような作品だとは思えないかもしれませんが、本当に全然暗い気持ちになるような作品ではないし、むしろこういう時だからこそ、救いになるような作品のようにも感じました。

 

 

"深夜に人が殺される銭湯"っていうめちゃくちゃ大事そうなところを隠さずに、あらすじの文章でも予告編映像でも出しちゃってて、それ言っちゃっていいの!?ネタバレ大丈夫なのはてなマークって感じなんですが、それをわかった上で観て、テンポの良い展開に引き込まれていきます・・・

 

 

そして、わかっているからこそ、人物の心の機微とか、それぞれの関係性、その変化にもすごく集中して観ることができます目

 

 

主人公の和彦と同僚の松本の、何もかも違うのも妙にハマるバディ感。

 

和彦と高校の同級生、百合との出会いとその後も、もうたまりません。

 

 

 

脚本がとにかく凄いのだと思いますが、テンポ感だけでなく絶妙に人物の心情を表すようなカット割りだったり、なんとも言えないお芝居のリアリティが全部かみ合っている感じがしましたひらめき電球

 

 

和彦の高学歴特有のコミュ症っぽさ、百合の酔っ払った時の開放的で魅力たっぷりな雰囲気や、松本のキレているのに敬語は忘れない感じとか、挙げればキリがないですが、そんな "数々のリアル" に、あるある!と思ったり、ちょっと心が締め付けられたり、ドキドキしたり、笑えちゃったり。

 

 

ラストシーンでは全員がたまらなく愛おしく思えました。

 

 

コメディであろうが何であろうが殺人とか起こる作品は絶対無理ビックリマークという人はまぁ無理かもしれませんが、そうでない全ての方にオススメする作品です!!

 

 

 

 

やっぱり映画っていいなぁ。。

 

 

 

コロナが終息したら、映画館でたくさん映画が観たい。

 

 

銭湯にも行きたい。

 

 

できれば、夜に人殺しをしない銭湯に。