弁理士による中小企業向け「ヒトゴトでない身近な商標講座」

商標・ブランドの情報を千葉県佐倉市の弁理士宮下桂輔がご提供します。


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↑ただのイメージ↑

 

任天堂が、初代「ゲームボーイ」のデザインを商標出願していることがネット上で話題になっています。

 

こうした商標に関する時事(?)ネタをもとに、本ブログを更新したいと思っているのですが、中々取り上げにくい話題です。

 

「ミニゲームボーイ」発売の布石なのか?ということで話題のようですが...それは守備範囲じゃないし。

 

ちなみに、この種の商標の報道でよく混同されるのが、「商標出願」と「商標登録」。

 

この「ゲームボーイ」のデザインは、まだ「商標出願」中であって「商標登録」されていません。

 

しかし、このデザインが今後商標登録されると、他社は同じようなデザインのゲーム機を製造販売できなくなる...?

 

デザインの保護というと「意匠登録」が王道。

 

でも意匠登録の場合、新しいデザインでないとダメなので、「ゲームボーイ」のデザインは今さら無理だし...

 

仮に意匠登録できても、登録から20年間しか保護されないのに、商標登録なら半永久...

 

と考えると、商標登録でデザインが手厚く保護されるのは、やや腑に落ちない、気がしなくもない...

 

まぁ、任天堂の有名な商品のデザインなので、きっと商標としての働きもするのだろうし、商標の出願戦略として優秀なんでしょうね。

 

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小池新党の「希望の党」、その名称が小池氏によって、今年2月に商標登録出願されていたとのこと。

 

遅くともその頃から準備をしていたということですね。

当然といえば当然ですね。

 

ところで、政党名の商標登録は、どういった商品・サービスの区分でするのか?

政党が具体的に何をするところなのか正確に理解していないので…

「希望の党」の登録商標の情報を調べてみました。

ざっくり、以下の商品・サービスを指定していました。

 

第16類「印刷物、文房具類など」

第41類「知識の教授、セミナーの開催、イベントの開催など」

第42類「政治・経済等の調査・研究・提言・情報提供など」

 

ちなみに、以前、他人に抜け駆け商標出願されてしまった民進党の「民進党」の登録商標は、以下の区分で商標登録しています。

 

第16類

第41類

 

第16類と第41類で指定している具体的な商品・サービスは、概ね「希望の党」と同じです。

こちらは、第42類は指定していませんね。

 

では、自由民主党はどうでしょう?

登録商標の件数は、そこそこあるのですが、内容はイマイチ です。

15件の登録商標を所有しているのですが、商標の種類は僅かに2つです。

1つは、中央に「自民」の文字があり、その周りを花びらの図形で囲んだ、記章のような図形商標です。

もう1つが、太陽と2人の人間の図形と「JF 自由民主党」の文字からなる商標です。

これら2種類の商標で、幾つかの区分で商標登録していて件数的には15件になっています。

 

一般的には、よく「自民党」と呼ばれているので、「自民党」でも商標登録をしておいた方が良かったような気もしますね。

 

もう1点、自由民主党の登録商標で気になることが…

指定商品・指定役務についてですが、自由民主党は商品の分野でしか商標登録をしていない点です。

少なくとも、「希望の党」や「民進党」の登録商標を見る限り、第41類の役務くらいは指定しておいても良さそうです。

 

やはり一強だから商標の面でも強気ということなのか?

 

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「新しいタイプの商標」のお話です。

(いつまで「新しい」というのかわかりませんが)

 

2015年4月から「新しいタイプの商標」と呼ばれる5つの種類の商標を出願して登録することができるようになりました。

 

その5つの種類の商標とは、

・音商標

・位置商標

・動き商標

・色彩商標

・ホログラム商標

です。

 

本日取り上げるのは音商標です。

音商標は、そのままですいませんが、”音の商標”です。

代表的なのは、皆様お聞きになられたことがあると思います、

久光製薬㈱のテレビコマーシャルで音楽とあわせて流れる「ヒサミツ」という音です。

 

この「ヒサミツ」もそうですが、これまで特許庁に商標登録された音商標は2017年9月19日時点で172件あり、いずれも「ヒサミツ」などの歌詞が含まれている音商標のようです。

 

ところが、この度、歌詞を含まない”音楽的要素のみからなる音商標”3件について、商標登録を認める判断を特許庁が行ったとのこと。

 

その3件は、

ラッパのマークでお馴染みの大幸薬品のラッパの演奏の音商標と、

インテルとBMWの音商標です。

 

これら3件の音商標を聞いてみましたところ...

さすがにインテルのジングル(音商標)はわかりましたが...

あとの2件はちょっと???

 

大幸薬品の音商標は、あらかじめ大幸薬品のテレビコマーシャルのあの音とわかって聞けば、「あ~アレね。」となりますが、いきなりあの音だけ聞いてもわからないかもしれません。

 

BMWも???

 

私の認識はともかくとして、

これら3件いずれも特許庁の商標審査に2年以上かかり、すんなり商標登録を認めるとの判断にはならなかったようです。

 

歌詞を含まない音だけの商標登録はかなりハードルが高そうです。

 

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