ウェブボット
面談
ちょっと重いかもしれない、話を書いてみようかと。
上司から急に会議室に呼び出され、面談があった。告げられたのは、組織のリストラを行うことにより、この潰れかかっている会社の一つの事業の国内マーケットを自分一人で全部見ることになる、ということだった。その事業は90年代後半から始まり、当時優秀なエンジニア達の力により技術革新に成功し、一時はその名を業界内に轟かせ、2000年代には元首相も見学に来て、その後は企業買収もあり規模を拡大させたものの、現在では色々あってその勢いも規模も下火になってしまった事業。(僕はその拡大路線の終幕と急降下路線の激烈な山谷時代を両方味わった)
それはつまり、その生きるか死ぬかの土俵際で一人がんばってみる、最悪は、もちろん最後の看取りが自分になるかもしれないということだった。仮にも、入社前にはその会社の理念や戦略や革新的な実績に強く共鳴し、また逆に、会社からも見初められることで縁ができた会社だ。見かけや評判よりできていな部分はたくさんあったし、ベンチャーなので足りないところはいっぱいあった。その部分は自分で補えばよいと思い3年間頑張ってきた。酸いも甘いも含めて、面白い会社だし、面白い仕事だなと思えるようになっていたし、何よりそう思える自分になることができた。とっても優秀な上司にも出会えたし、想像以上に経営に近い部分で仕事もできたし、数百人の日本の製造業を支える人たちとも一緒に仕事で付き合えた。
当然、その無茶な責任重大ポジションが嬉しくなくはなかった。
だが、3年間この環境で働いた僕は、転職を考えていた。既に多くの友人にも話を聞いてまわっていたしいくつかの会社にもエントリーしていた。会社とその会社で働く人に大きなチャンスと自由度を与えられる環境、つまり成長産業・成長市場に行きたいと思っていた。正直なところ、鉛のような重いバトンを渡されてなんとも言えない気分だった。バトンどころかその競技自体が途中で終わっちゃうかもしれない。なので、その本音を伝え、「正直、覚悟ができていません。転職活動はしようと思います。」と答えるしかなかった。その話はいったん終わり、その後は会議室でその上司の仕事観や事業に対しての想いを1時間くらい聞かせてもらった。すんごく面白かった。大好きな上司だ。それでその日の面談はとりあえず終わった。
会社をあとにして最寄り駅までいく途中、なんだか泣きそうになった。その日の夜は一段と寒かった。先輩にゲロをかけたれた代償としてもらったポールスミスのマフラーを二重に巻いても全然寒かった。昨日出張した栃木の地方では今日雪が降っていたそうだ。思えばこれが26度目の冬だった。
続く・・・
ブログ復活
あけましておめでとうございます。
2010年となり、こちらのブログ、復活です。
なぜなら、また一丁目住人に舞い戻ったからであります。
3年ちょっと間があきましたが、その間いろいろありました。
時を遡って、その経過を評価し思い浸る時、大概が早いと感じるものです。
その経過をどう味わうか、評価するかはことのほか、
定量的評価タイプと、イベント思い出しタイプの2種類くらいに
収斂する気がしますが、時の経過を夕映えの美しさで測る、
例えばそういう尺度が存在するほど、人生そのものが
深いのでしょうし、その味わい方が多様なのでしょうね。
以下、引用。
「人は年ごとに、年とってよくならなければならない。
それには日々を充実して過し、己れをごまかしてはならない。
自分の中に泡立ち渦巻いている汚れないものから目をそらしてはならない。
世の中の不正を憎みたたかうと同時に自分とのたたかいを避けることはできない。
この長いたたかいをまともに経てきた人間だけが夕映えの美しさを真に味わえるだろう。
若いとき見ることの出来なかった美を、すべてのよきものを見抜きうる力を、
蓄積してきた老年こそ讃美してよい。
それは決して富の中にも権力の中にも育たないであろう。」
「人生不満百 常懐千載憂」 寒山詩の一句より
反省
と本に書いてあった。
ズキッとした。
暫くは、数字至上の檻に甘ったるい自分を閉じ込めようと思っています。
これは従来の個性重視型の価値観への反旗である。
「人それぞれだから」というジャッジは実はいつでも、どの地点でもできてしまう。しかもそのストーリーには続きがない。「個性」や「定性的」という言葉を自分の都合がいいように使ってはいけない。なぜならそれらを目的化することができないからだ。目的にできないから行動にも落とせない。それらはあくまでも影のように、副次的についてくる産物なのだから。
自分を厳しく評すれば、残念ながら今までの大学生活は何一つ定量的な結果を残せていないのだ。
・・・がんばるのだ。
求心力
どっちが欲しいかと問われれば、即座に「求心力」が欲しいと答える。
最近よく本屋さんとかで見る若手経営者の本のタイトルとかから察するに、
その少なくない幾つかのものは、「遠心力の野心」である気がしてならない。
あまり偉そうなこと書くと後悔しそうだが、、
ずいぶんかってな個人的感想だけど、そういう野心はあまり気持ち良くないように思う。言うなれば自己愛に満ち満ちた自己中心的なものであると思う。かく言う僕も未だそのパラダイムを脱せていない。それは自覚の段階に留まっているだけだ。自分がかわいーのだ。
僕が憧れるのは、「求心力の野心」だ。そこには自己に対する執着はない。それは、すべきことが見えている人。自分のことを単なる魂の器にしか思ってない人。これは宗教の話ではなくて、もっと、その人の放つオーラみたいなレベルの話だ。
本日、改めて僕的にカッチョいい大人とそうでない大人を分類してみてそのように思いました。
チベットでヒントが見つかるかなー。
こんにちは
ちょっとこっちに書きたくなったとさ。
~ブログについて~
【人はただの日記は受け入れない】
ある任意に選択したテーマから掘り下げて、それをこのような文章として発表することによって、自分以外の他者にインスピレーションや気付きを与えられるほど、経験も積めてないし、切り口だって浅いはず。表現方法だってままなっていないのかもしれない。だったら単なる叙情詩でいいじゃないかと心の奥底から妥協の声がする。極端に言えば小学生の日記みたいな。でもそれでは許せない自分がいる。どうせならメッセージを発したいからだ。
それに、他人の行動記っぽいのをさんざん見せつけられると白けてしまう。それは体験や経験をそのまま加工しないで載せることで、「セルフィッシュ」とか「自己満足物」と見る人には捉えられてしまうからだろう。無論、僕自身だって、そのような批判をそのまま自分に照らしあわせることが多々ある。人はそのようなものを支持しない。人と人の間に必ずある分断された壁を壊す、共通するなんらかの普遍性がなければ、人は感応しないし、受け入れない。
【なぜ書くのか】
そもそも、こうやって文章を書くこと自体、自分にとっては、「現状の自分の態度や習慣にあんまり満足してないので」という”腹いせ機能”を有していることも否定はできない。しかし今のところ、こうやって文章を書くことくらいしか、現状の日常のスパイラルから何とか抜け出せそうな術が見あたらないのも一理。それがもどかしい。でもそれでいい、文章で全てを解決しようとしていないから。”自覚”ができれば充分だ。
言葉による思考によって自己の置かれた状況や態度を深く自覚できれば、行動を変えていく一助となるはず。そして人格も変わり、終いには人生も変わる。”バタフライエフェクト効果”をささやかに期待することにする。
で、結論までの前置きが長くなってしまったが、結論としては、ブログを書く目的は、第一義に「冷徹に自分を批評する」である。良き批評は批判される者を育てることを願って。
ぜひ読んでみてください
尊敬する先輩の記事です。
以下本文
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家を建てる人と建てる会社を幸福にするビジネスをつくれ。」
営業先を回ってみて、靴底の急激な減り方に驚いた。バッグのカタチが変わるほどたくさんの荷物を詰め込んだのも、社会人を3年半やってはじめての経験でした。
お客様である工務店は職人気質で、宣伝や営業が苦手です。昔はあった地元とのつながりも断絶されて、最近は仕事も途切れぎみ。でも、どうしていいかわからないと。「いまの自分らには引っ張り上げてくれる存在が必要で、それが高橋さんなんだよ」という声が耳に残ります。
ある設計士にはこう言われました。「あなたが広めようとしているサービスを、成功するまで続けてほしい。私の建築に対する想いと、あなたの事業に対する熱意がかけあわされば、もっと住宅業界はよくなるはずだから」。
その期待を負っているサービスとは『ハウジングナビカウンター』。2005年9月からスタートしたリクルートの新規事業です。家を建てるとき、人は迷います。費用は? どの会社に頼む? 情報誌やインターネットもあるけど、これまではどうしても売り手側からの発信に偏りがちでした。僕らがやろうとしているのは、家を建てる人の視点に立って、納得のいく建築依頼先選びをサポートするサービスです。どんな暮らし方をしたいのか、どんな会社に頼みたいのかについて、じっくりと要望を聞いて、安心して任せられる工務店やハウスメーカーをご紹介する。契約が成立した時点で、建築会社から成功報酬をもらう。家を建てる方からは1円もいただきません。関わる全員に利益をもたらすビジネスモデルです。
僕はこの骨子になる商品企画や広告宣伝も担当していて、肩書きに応じて何種類もある名刺が現状を表していますね。立ち上げの時期なので、建築会社に対する営業だってやります。おかげで、たくさんの出会いと発見を得ました。
さらに、家を建てる方の接客も(店舗にお越しいただいて相談にのるサービスなのです)。あるとき接客した方が、帰り際に「高橋さん、住宅業界での経験は長いんですか」と聞いてきました。「ごめんなさい、実はほとんど経験はないです」。すると、その方は笑ってくれて。「それでいいと思います。私たちのような、家づくりについての初心者が求めているのは、同じ目線まで降りてくれる人なんですよ」。
僕は以前、ベンチャー企業で広告宣伝や事業企画の仕事をしていたのですが、もっと広い世界を見たくなってリクルートへ転職しました。そのとき、まだシェアや売上が取れていない新しい領域をやらせてほしいと希望を出して。それで配属されたのが、1年後に立ち上がるハウジングナビカウンターでした。
住宅知識は皆無だったし、住宅業界に対する興味もあまりなかったのですが、ただこの事業がいけるなと思ったのは母親にちょっと話してみたときですね。「家を建てたいけどわからないことが多くて困っている人たちに、建ててくれる会社をお店で紹介するサービスなんだよ」。「あっ、それいいわ。便利ねえ」。55歳のおばちゃんもわかる事業のシンプルさはすごく大切だなと。
自分がつくったサービスでみんなが何かを決めて、しあわせになっていく。そんなスタンダードをつくり出せる機会って、なかなか巡り会えないと思うんですよね。このビジネスに関わって、僕のからだを熱い血が巡り出しました。世の中の困っている人を支えていこう、自分がそんな気持ちになれたことがなによりの宝物です。
高橋 龍
ハウジング&リフォームディビジョン
ハウジングナビカウンター
事業開発プランナー
2004年10月入社
【コラム】
20代と仕事を楽しみたい人へ。高橋から。
26歳で転職したときは、30歳になったら社内でまた新規事業を立ち上げる、あるいは転職か、自ら起業する、と3つの選択肢が僕の中にあったんです。だけど、それはいったん消えましたね。
はじめに「全員、社長だと思って仕事をやれ。サラリーマン根性は捨てろ!」と役員や上司から言われて権限を委譲されて。主体的に関わっていくうちに、僕はこのサービスから離れがたくなってきたんです。家を建てる人や会社の切実な声も直接聞いていますしね。
最近では10年20年後、後輩たちに何を残していけるかを考えはじめています。この事業と志をつないでいきたい。そうやって自分が本気で取り組むべきものを見つけ出すまでの道が、僕の20代だったと言えます。
おじさんになってきたかも
「若さとは自由だ。だからこそ決意すべきなんだ」という岡本太郎の言葉が胸にしみる。リクルートは「20代の可能性を眠らせるな」と言ってる。メラメラしてくるいいメッセージですね。
可能性は外側にはない、中にある。まわりには相変わらず色んな情報が蔓延しているし、同時に飽和しているしなんだか濁って見える。こんな中、可能性を闇雲に探しまわったって、そんなの落ちていないんだと思う。
情報量が多いところでは腹くくって決意してる奴が勝つ。情報量が少ないところでは情報を多く持った奴が勝つ、んじゃないだろうか。変化が想像以上に激しんだから初志一徹じゃなくてもいい、でも毎日必ず決意していく。俺ももう今年は23だ。いつまでも社会の末っ子気分でいないで、下の代に何を言えるか伝えられるか、考えていかなきゃいけないな。・・・ん?あれ、これっておじさん化か?・・・。
「元気があればなんでもできる」。猪木先生は引退時にものすごい言葉を残していったな、と、いつ考えても感じる今日この頃です。でもガッツ石松が言ったらぜんぜん響かないんだろうな。
レポート補足
堀紘一氏の話は思いの外評判が良かったようなので情報提供者としてささやかな喜びを感じています。なのでもう少し補足しておくと、彼は学生時代、勉強はしなかったらしい。でも今では周りを見渡してもかなりの勉強量だと堂々と豪語していた。その具体的かつ定量的な塩梅は推し量りかねますが、まああれだけ重圧感のある言葉力ですから驚異的なものなんでしょう。
http://bizcareer.nikkei.co.jp/fcs/int_s_12.asp
http://www.bizgate.jp/success/hori/index.html
上の二つは参考資料としてUPしときました。一方で、大前研一なんかは「学生時代勉強するな、遊べ」っていってるから面白いですね。きっとそこらへんはトップビジネスパーソンからすれば解釈論上の問題なんでしょう。
彼の著書を早速読み進めています。このブログを始めた当初、つまり一年強前までビジネスには興味がなく、子供心を捨てきれず、なんだかあきらめてるような世界、非情緒性な世界、と思える世界が嫌でそのゾーンにあんまり接触しないように脱力して適当に生きようとしてたんですけどね。今では興味のホームベース。すごいことです。やはり人との出会いが人を変えますね。職業に基線はないです。
http://www.steel2.com/flash/nakamura.html
話し変わりますが、これ10回くらい見ましたが何回でも笑えますね。
