#好きになる異性のタイプは外見or性格 | Poco a poco -難病と生きる-

Poco a poco -難病と生きる-

スペイン語の「poco a poco」は、日本語では「少しずつ」「ゆっくりゆっくり」という意味です。遺伝性による難病、脊髄小脳変性症を患っていると診断された2015年7月(当時34歳)以降、少しずつ身体が動かなくなる恐怖と闘いながら、今日を生きる僕の日記です。恐縮です。

外見は第一印象。足切りか、否か。大抵はクリアする。あ。選ばれるのが僕ね。大事にしていた清潔感。人は見た目が9割だと聞く。勘違いしやすいのは、残りの1割が中身(性格)ではない。10人中9人の壁を乗り越えたら、次はより高い壁。中身はもっと、もーっと大事なのだ。

 

PCスピーカーが欲しい。EDIFIREのMR4だ。外見は良い。白塗装で清潔感がある。次は中身だ。音質比較の動画を隈なくチェックする。君に決めたよ。Amazonの新生活セールが終わる4月2日の日付を跨ぐ直前に、決断する。緊張しているだと。定価1万7千円が4千円OFF。

 

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到着はお急ぎ便を利用しても、翌々日。伯母が旅行から帰ってくる前に、玄関前で回収したい。準備を進める。淡々と。レイアウトの変更。前任のポータブルスピーカーは中古市場で現金化。君の音質には概ね満足。でも不満もあった。モノラル。接続方法。突然途切れる。

 

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伯母が帰宅するよりも早く、荷物が玄関先に置かれた。父親に気付かれないように、取りに行く。箱が大きい。そして重い。中身は精密機器だ。慎重に取り扱う。さて開封。この瞬間が溜まらない。まるで交際相手との初めての夜のようだ。グヘへ。おっと、涎が出てしまった。

 

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設置する。モニターの両脇を空けていた。うむ。カッコいいじゃん。知っていたよ。想像していた通り。でも、大事なのは中身。音質と音圧。ラインで接続。前任がダメだった動画開始の冒頭部も、ちゃんと音を出してくれる。しかも良い音質。凄い。待望のステレオサウンド。

 

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音量が低いという気になるコメントを目にしていた。ニアフィールド用なので、問題視していなかった。杞憂だった。しっかり音圧。日常で音量が大きいと、度々家族から苦言を呈されていた。最近、ながら聴き用のイヤホンを新たに買った。本命を前にすると、序列が下がる。

 

好きになる異性のタイプは外見or性格

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