添田豪選手 | Poco a poco -難病と生きる-

Poco a poco -難病と生きる-

スペイン語の「poco a poco」は、日本語では「少しずつ」「ゆっくりゆっくり」という意味です。遺伝性による難病、脊髄小脳変性症を患っていると診断された2015年7月(当時34歳)以降、少しずつ身体が動かなくなる恐怖と闘いながら、今日を生きる僕の日記です。恐縮です。

先月、観戦に訪れた全日本テニス選手権にて、男子シングルスの優勝という快挙を果たした添田豪 選手。彼を2年ほど前までスポンサーとして支援していたのが、僕の働く会社である。本日、優勝の報告なのか、挨拶なのか、昼ごろに来訪された。会長や副会長など、一部のお偉いさんだけが彼を囲んで談笑する中、特別に僕が呼ばれ、一緒に写真を撮らせてもらった。


一人前のHHになりたい27歳の日常


先日の大会のコート上では、威風堂々とした振る舞いを見せていたが、こういう場は不慣れなのだろうか。かなり恐縮していたようだ。2、3、言葉を交わしたけれど、好感の持てる好青年といった感じだった。並ぶと、体躯の良さが際立つ。十数枚の色紙に、サインを書いてもらった。うち一枚は、友人の名前を添えてもらう。感謝。