「なにをすればいいのか」を探す力 | わくわく海賊団

わくわく海賊団

Compass of Your WakuWaku

 

・スポーツの世界で、

 一定レベルに到達した人たちを見ていると、

「なにをすればいいのか」を探し続け、

 その答えを見つけることでさらに

 成長しているように感じます。

 

「なにをすればいいのか」が分かると、

 それができるようになるための

 方法を考えるようになります。

 

 そして、次に"なに"が

 できるようになるべきかが見えてくると、

 また「どうすればいいのか」を

 探しはじめるようになります。

 

 このサイクルをくり返していくことで、

 より高いレベルに進んでいくのでしょう。

 

 昔は指導者が「これをやれ」と決め、

 それに従う形が一般的だったと思います。

 選手は与えられた課題に取り組み、

 それをクリアしていく。

 

 でも、じぶんで

「なにをすればいいのか」が

 分からなくなってしまう状態こそが、

 たぶんいちばん苦しい状態です。

 

・こういう話はたぶん、

 日常生活でも同じです。

 

 新しい趣味をはじめたとき、

 最初は「なにをすればいいのか」が

 なんとなく見えます。

 

 レシピを見ながら料理をつくる。

 ジョギングをはじめる。

 

 そうしているうちに、

「もっとおいしくつくるには?」

「より長く走るためには?」など、

 新たな課題が見えてきます。

 

 子育てや人間関係も同じです。

 

 最初は子どもにルールを教える、

 家族と会話するなど基本的なことから

 はじまっていくけれど、成長にするにつれ、

「どうすればもっと信頼関係が築けるか」

「どんなことばをかければ伝わるか」など、

 次の課題が見えてくると思います。

 

 仕事でも同様に、

「なにをすればいいのか」が

 すぐに見つからないことは多いです。

 

 マニュアルを読むだけでは不十分で、

 じぶんで考え、進むべき道を探す力が

 もとめられることは多いと思います。

 

 成功法則や自己啓発本、

 アドバイスをくれる人はたくさんいます。

 でも、それらをただ読んだだけでは、

 じぶんの人生にすぐあてはめられない。

 

 なにを試せばいいのか、

 なにがじぶんに合うのかを

 見極める必要があります。

 

「なにをすればいいのか」を探す力。

 それこそ人生を前に進める原動力だと思う。

 

 今日も「わくわく海賊団」に来てくださってありがとうございます。

 

 次に進むために必要なのは、

 答えではなく、問い続ける力だ。