悪いことをして捕まった人が、
幾らかのお金を支払って
身柄を釈放されることがあります。
日本の留置所や刑務所は、
食事はもちろん冷暖房完備で、
運動もできて本も読めるみたいです。
拷問もありませんし、
そういう刑でないのであれば、
殺されることもありません。
考えようによっては快適なはず。
それでも大金を支払ってでも
一刻も早くそこから出たいと思うのは、
「時間の制約」という罰が
*罰金とは比較にならないほど
重たい罰だからでしょう。
(*保釈金は罰金ではありませんが)
お金より時間がたいせつ。
それゆえ「時間を奪う」という刑が、
抑止力をもって存在するのだと思います。
じぶんで事業をしている人は、
投資などしてお金を使っています。
それをリスクという人もいる。
いっぽうサラリーマンは、
お金を投資することはないけれど、
「じぶんの時間」を会社に投資して
お金で返してもらう仕組みです。
会社でサボると
得した気分になるのは、
会社に渡した「じぶんの時間」を
じぶんのものとして使えたからでしょう。
でもよく考えてみれば、
二度と戻ることのない時間を
サボる時間に投資するということは、
「お金より時間がたいせつ」と考えるなら
よっぽどリスクが高いといえます。
今日も「わくわく海賊団」に来てくださってありがとうございます。
とったリスクの対価しか手に入らない。