Selective Attentional Test | Y

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先日更新しましたこのブログですが、なぜか文字だらけのブログになってたようです。更新した際に確認したときは何も問題なかったのですが・・・

大変申し訳ございませんでした。ご指摘いただいた方ありがとうございました。

修正致しましたので、再度ご覧いただければ幸いです。


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※ できれば下の動画をみてくださいね



私たちは環境の中で必要な情報を効率的に獲得するために 注意(attention) の機能を備えています。



注意の種類は

①空間的注意 : 特定の空間方向に注意を向ける

②集中的注意 : 物体の特徴やある部分のみに注意を向ける

③選択的注意 : 注意を向ける部分を選択する

④分割的注意 : 複数の事象に注意を分散させる(車を運転しながら話をする)

⑤その他 : (overt attention, covert attention, vigilance)



言い方は書によって異なる部分もありますが、大体こんな感じに分類されます。

選択性、配分性、持続性とかって分かれているのもありますね。




注意機能に関わるのは 前頭連合野 といわれるところです。

$keisonの何でもブログ









前頭連合野の中でも 前頭前野 というところが注意経路(視覚皮質⇒外側前頭前野)に大きく関わっています。
前帯状回 というところが前頭前野と密接に関わり覚醒注意に関与しています)







日常生活での注意機能の役割・・・


例えば、目の前に現れたすべての事象に注意を向けてしまう。


こんなことが生じたら、私たちは自動車なんて運転できませんよね。








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では 下の動画 を見てください。



知っている人は知っている動画です(笑)。



Simons(サイモン)さんとChabris(シャブリス)さん が1999年に作成したもの。





この動画をみる前の説明です。


白色のTシャツを着たプレイヤーがパスをまわすので、何回パスをまわしたか数えてください。


もう一度説明。



白色のTシャツを着たプレイヤーがパスをまわすので、何回パスをまわしたか数えてください。




↓動画はこちら



















この動画、正解は15回ですが 途中でゴリラが登場してきたのに気がつきましたか?



というものです。



これは 「非注意による見落とし(Inattentional blindness)」 とよばれる現象を示すための動画。



「非注意による見落とし」とは、私たちが注意を向けている事象は意識できるが、それ以外は意識していないため見落としが生じるというものです。



この動画の場合、

 ・「白」色に注意が向く

 ・「黒」色には注意が向いていない


という状況になります。視覚的にはどちらの色も捉えているはずです。




しかし、動画をみる前に「白」色へ注意を向けるような説明がありました。


これにより「白」へ注意が向き、結果として「黒」ゴリラの見落としが生じたということです。






この「非注意のよる見落とし」・・・

 ・正確に知覚できていないのか・・?
(毛・形・色などを知覚 → ゴリラと判断するための材料を正確に知覚できていない)

 ・記憶できていないのか・・?
(視覚的に捉えているが、記憶として保持できない)

どちらも注意が関わっているのは確かですが、「どっち?」という判断は難しいかもしれませんね。






※注: すべての方が見落とすわけではございません。
    また見落とした、見落としていないから何か問題が生じるわけでもございません。







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