連載 幼稚園・小学校受験合格バイブル
「慶應幼稚舎⑵」 第六章 無宗教系附属編⑪
「幼稚舎の保護者層」
幼稚舎は現在、一学年百四十八名の四クラス(K・E・I・O組)編成です。
・ K組…慶應ファミリーの子女
・ E・I組はサラリーマン家庭の子女
・ O組は開業医や勤務医の医学部出身者の子女
以上の保護者層でクラス分けをしていると言われていますが、私立附属は合格した子供を均等に配置する公立的縛りもありませんし、保護者の層や子供のタイプを揃え、適切な教師を配置するクラス編成は珍しいことではなく、私立の附属の育ちを考えると意味のあるものです。その割合配分の真偽はともかく、クラスをまとめやすくするのは学校運営にとっては大切な事ですから、会社の人事配置と同様に考えると良いでしょう。
しかも幼稚舎では六年間クラス替えが無く、特別の事情が無い限り同じ教師が六年間担当しますから、他の附属よりも重要な仕分と考えるべきでしょう。この六年間クラス替えが無いことは後でまた触れますが、幼稚舎の最大の特徴であり、そのクラスの保護者や担当教師の影響を最大限受ける事になります。このような仕分けは慶應義塾の得意技として附属校を多数生み出してきた原動力と感じるのです。
麹町慶進会 塾長 島村 美輝
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