今月は、損傷した横断歩道橋の床版を
FRP製品を用いて更新する技術について御紹介します。

 橋梁長寿命化の名目で道路橋の補修が
全国的にすすめられてから久しいですが、
傷んでしまった横断歩道橋を修繕する業務も
かなり見受けられます。

 損傷部位は防護柵部分や排水管部分など
多岐にわたるかとは思いますが、
雨水の滞水などを原因として
デッキプレート床版が錆びたり腐食してしまっている事例も
多々あるかと思います。

 デッキプレート床版は強度を確保する目的で
波形の形状をしていますから、
どうしても凹部に雨水がたまりやすく
損傷してしまう大きな要因のひとつとなっています。

 この問題を解決することにお役立ていただけるのが
FRP製の床版です。

 FRPはガラス繊維で補強されたプラスチックですから、
錆びるということがありません。
それでいて強度は鋼材同等の高い耐久性を有しておりますので、全体的に維持管理費をおさえることが可能です。

 さらに、FRPの重量は鋼材の1/4程度と非常に軽量ですから、現場作業の効率化や安全性の確保にも貢献することができます。
 
 施工事例を紹介したリーフレットのURLを下記にお知らせしますので、興味をお持ちになられた方は是非ご覧になってみて下さい。
https://drive.google.com/file/d/1Y-mEEvBlPJnTqs3TiL2OBDjVEbEVFb8J/view?usp=sharing

 また、詳しく話を聞きたい、検討してみたい
といったことがございましたら、
お気軽に御一報ください。