リョウが生まれて3ヶ月経つ頃


毎日我が家に来てくれる母が

ある朝嬉しそうに

「これ!見て!」

と新聞紙を持って来ましたひらめき


市内に障害児のための

発達センターが

来春完成すると言う記事で

施設内には冬でも入れる

温水プールがあったり

保育室、訓練室、ホールなど

とても素晴らしいセンター


ちょうどリョウが1歳になる頃

オープンするようで

「ここにリョウ君も

通えるんじゃない?」

とリョウに話しかける母ニコニコ


当時はダウン症の子が

どんな風に育つのかも分からず

保育園には行けるの?学校は?

なんてまだまだ見えない

先の話だと思っていたのですが

もしかしたらリョウも

通える事ができるかもと

母と喜びました目がハート飛び出すハート


その頃市内には

肢体不自由児、知的障害児が

数人ずつ通える小規模な施設が

数ヶ所ありましたが

様々な障害児の親御さんたちが

「市内に療育センターを!」と

市に陳情に行ったり

運動をされたお陰で

10年以上かかってようやく

着工にたどり着いたようでした


センターは我が家から

3kmしか離れてない場所で

タイミング良く

その恩恵を受けられるリョウは

とても幸せでしたニコニコ


我が家の目の前には保育園があり

毎朝ママに連れられた子どもが

大きなリュックを背負い

トコトコ歩いて園に行く

可愛らしい姿を見ながら

リョウが生まれる前は

「ここにうちの子も通うかな」 

と思っていたのですが

リョウが保育園に通えるなんて

とても思えなかったので

その光景を見るのも辛かった悲しい


でも

リョウにも通える施設ができる

めちゃくちゃテンション

上がりました目がハート飛び出すハート飛び出すハート



​いつもお読み下さり

​ありがとうございます目がハート



海に沈む夕陽✨