【初めに】

普段から神戸の戦術ブログを更新しているYAMDA(ヤムダ)と申します。

記事作成している本日、リージョの事実上の更迭が発表されました。

そのため、寝かせていた記事をベースに一気に書き上げました。

きっと、たくさんの誤字や勘違いが含まれています。それでも、読み切っていただければ嬉しいです。

 

【目次】

1.現状の分析と抽出される課題≪←今回ここ≫

2.M氏の介入はあったのか?ホントにリージョは自分の都合なの?

の二本立てで行きます。

 

【1.現状の分析と抽出される課題】

まず、各試合の結果を見ていきます

≪第一節≫C大阪対神戸 1-0●

≪第二節≫ 神戸対鳥栖 1-0〇

≪第三節≫ 仙台対神戸 1-3〇

≪第四節≫ 神戸対清水 1-1△

≪第五節≫G大阪対神戸 3-4〇

≪第六節≫ 松本対神戸 2-1●

≪第七節≫ 神戸対広島 2-4●

執筆したマッチレビューにはリンク貼りました。

ぜひ一度リンク先を読んでから続きは見てください

 

まず得点の出入りに着目しましょう。ここ三試合で急激に増加したのがわかります。

ここ三試合の出入り(14)>開幕から四試合(8)と乱打戦が多くなっているのが特徴です。

これは、リージョ監督が標榜し持ち込もうとしていた、ボールを握って相手のチャンスを奪って手堅く勝つサッカーと相反するもののはずです。

就任当初は、うまく言っていた哲学がなぜ急に機能しなくなったのでしょうか。

その戦術的な理由は後述しますが、ここで大事なのはリージョ監督は自らの哲学と別方向にチームを導いてしまったように感じます・・・①

 

また、今期のここまでの失点シーンにフォーカスしてみましょう。

全失点を上げるのはキリがないので、個人で調べていただくかマッチレポから何となく察してください。

代わりにFootballLAB様より、失点パターンの分析画像を借りてきました。

セットプレーから失点するパターン

クロスから失点するパターンの二つが半数を占めています。

特に、セットプレーからの失点が4分の1を占めているのは大きな問題だと誰もがわかると思います。

なので、クロス、スルーパス、ショートパスからの失点が増えた理由とともに見ていきます。

 

ここからは、各記事で展開してきた神戸の戦い方につてざっと書きます。

神戸は、攻撃時SBが高い位置に上がりウイングとともにサイドを制圧することで攻撃の圧力を保つ作戦を用いてきました。

しかし、SBを高い位置に置く行為は諸刃の剣になり攻撃に失敗するとSB裏の広大なスペースを使われて一気にカウンターに持ち込まれてしまいます。

守備が機能していた第三節まではこの弱点を三田・山口の両ボランチの走力でSB裏をカバーしていました。

しかし、三田の代わりにサンペールが入ったことが裏目に出ます。

本来はりージョ監督はサンペールがゲームをコントロールすることでボールを持って相手を塩漬けにする意図があったように思います。

しかし、神戸のポゼッションはその域に達していませんでした。

サンペールが加入後でも連携ミスから、カウンターのチャンスを与える数は減りませんでした。さらに、そのチャンスを三田に比べ、走力の劣るサンペールが入ったことで初瀬の後ろをカバーできなくなって活かされることが多くなりました。

それにより、崩れた神戸左サイドのバランスをとるために山口が頑張ることで神戸右サイドのバランスも崩れてきてしまいました。

 

こうして、サイドのバランスが崩れた神戸は、クロスを上げられたり無理して戻った結果ファウルを取られるなどでサイドを明け渡すことが多くなります。

しかし、中央で構える選手の中で高身長といえる選手はダンクレーと大崎としかいません。

さらに、ダンクレーと大崎も決して空中戦が強いタイプではありません。

そのため、クロスやセットプレーに対しほぼ無防備な状況が続いたのです。

 

また、データでは出ていませんが神戸は開始20分まで受けに回ってしまうことが多いです。

これは、イニエスタやポドが相手を観察して弱点を探し共有するまでの時間が必要だからです。

この時間の間に一気に流れを持ってかれてしまう相手には苦戦していました。

 

今の神戸の弱点をまとめると、

①サイドバックの裏をカバーできない

②セットプレーを含め中央の空中戦力が低すぎるの二つです。

③スロースターター

 

この2つの弱点はガンバ戦以降あらわになったように書きましたが、過去記事でも執拗に触れた通り開幕当初から頻繁に狙われていた穴でありました。

そう考えると、十分に修正ができる時間のあった2つの問題点について明確な回答を用意できず、また③の問題もスカウティングをすれば良いだけなので?と思うと監督の手腕に疑問符が生まれます。

特に、サンペール起用をかたくなに続けたことについては大きな疑問を覚えました。

 

そのため、課題解決に時間とお金が与えられていながら停滞感を打破できなかったリージョ監督の解任は私は妥当だったように思います。

 

ただ、手法に問題があるのは事実でしょう、次回はそのあたりを触れていきます。

ぶっちゃけ眠い