チームダイアリーをご覧の皆様こんにちは、そしてはじめまして。3年FW宮部哲さんよりご紹介に預かりました、1年FW信田慶と申します。宮部さんは高校の頃から仲良くしていただいて、大学に入ってもこうして沢山話す機会がありとても嬉しいです。宮部さんといえば、毎回の練習を手を抜くことなく誰よりも全力でやるため、時には練習前にエナジードリンクを一気飲みしている姿も見受けられます。そのルーティーン(?)に関しては触れないでおきますが(少し怖いので)、毎回のプレーを誰よりも全力で臨む姿はとても尊敬し、少しでも近づけるよう努力をしている所存です。そのため私自身、宮部さんに対して常に敬意を持って接してきたため、「友達」のような接し方をしたことは一度もないです。これからも「弟的存在」として尊敬させていただきます!
さて、前置きが長くなりましたが、本題に入らせていただきます。今回は自身初のダイアリーということもあり、自己紹介も兼ねた入部動機と、體育會での意気込みを綴らせていただきます。拙い文章ですが、最後まで読んで頂けますと幸いです。
私の経歴は今後誰にも打ち明けないようにしようと考えていましたが、自身初の憧れのダイアリーという事で、この機会に打ち明けることにします。
3歳の時に兄の影響でラグビーを始め、6歳の時には父親の影響でテニスを始めました。そこから小学校4年生まではラグビーを続けましたが、ある日の練習の際に地面に頭を強打してしまいました。その次週、また同じように頭を打ち、私はそこでコンタクトスポーツに対して強いトラウマができ、そこで私とコンタクトスポーツの縁は切れたと思っていました。そのため小学校六年間は個人競技であるテニスを続け、中学校では卓球と、個人競技を続けてきました。
ここで、私の人生に転機が訪れました。高校では新しいスポーツに挑戦したいと考えてはいたのですが、何かを特にやりたいと考えていたわけではありませんでした。一年DF土井とは普通部2、3年で同じクラスだったのですが、幼い頃からアイスホッケーをプレーをしている彼が私をアイスホッケー部の新入生歓迎会に連れて行ってくれました。するとそこには幼い頃からの知り合いである3年FW栖原さんが幹部としていらっしゃいました。そこでのアイスホッケーの説明に対して、私はやってみたいという気持ちとトラウマが葛藤していました。そのような葛藤を持ちながら初めて体験で氷上に立った時、アイスホッケーのスピードとチームプレーならではの連携に完全に心を奪われた私は、再びコンタクトスポーツに足を踏み入れてみることにし、入部を決断させていただきました。ただ、高校でのアイスホッケー生活も常にうまく行くはずもなく、下からは沢山の経験者が入部してきたり、数え切れないほどの壁にぶつかりました。私はメンタルが強い方ではなかったため、壁にぶつかる度に深く悩んでしまっていました。結局その壁を高校三年間のうちに乗り越えることはできず、引退となってしまいました。大学ではもうこんなに辛い思いばかりしてこのスポーツを続けたくない、と體育會アイスホッケー部には入部をしない方向で考えていましたが、やはり心のどこかに悔しい気持ち、もどかしい気持ち、中途半端に諦めたくないという気持ちがあったためか、アイスホッケー部の体験に足を運んでいました。
その日は高校で引退してから久しぶりにプレーしたのですが、気づいたら練習は終わっていて。その時、心から楽しめるこのスポーツをどんな困難があっても続けるべきだと強く感じました。
最後に私のこの四年間の意気込みを綴らせていただきます。
皆さんはゆずの『栄光の架橋』という曲をご存知ですか。
“決して平らな道ではなかった
けれど確かに歩んで来た道だ“
“いくつもの日々を越えて
辿り着いた今がある
だからもう迷わずに進めばいい“
人生で壁にぶつかることは誰でもあります。そんな日々を過ごしながらも努力し続けている自分に自信を持ち、決して過去を後悔せず進むのみという歌詞です。
大学でアイスホッケーを続けると決めた以上、沢山の壁にぶつかる覚悟を持っています。今は実力的にも下がる場所もなく上がる場所しかないので、直向きに努力し続け、この歌詞のようにどんな壁にぶつかっても成長している証拠だと捉え、入部したことを心から正解だと思えるよう、頑張っていきたいと思います。これから四年間、よろしくお願いいたします。
さて、次のダイアリーは3年FW生原大誠さんです。生原さんとは、住んでいる場所が決して遠くはありませんが、とは言っても五駅ほど離れているのにも関わらず、深夜にいきなり電話がかかってきて「家の前来て」などとよくわからないことをおっしゃります。そして家の前に出ると生原さんを含めた数人の方が私の兄と一緒にいらっしゃいます。そのような場面でよく生原さんは「今からラーメン食べに行こう」などと誘ってくださるのですが、私の兄に「お前は来なくていい」などと毎回拒否され、実はまだ一度も食べにいけた試しがありません。ぜひ兄が合宿などでいない時にでも、誘ってください!そんな不思議でいっぱいの生原さんの三回目のダイアリー、とても楽しみですね!それでは生原さん、よろしくお願いします!
