バスキング?♪やってみる?! | オーストラリア子連れ冒険記

オーストラリア子連れ冒険記

シングルマザーになり損ねた脳腫瘍を患った日本人ママが、子ども二人を連れてのオーストラリア珍道中冒険譚。

オーストラリアの街中では

通りで、よく帽子や箱を置いて、

ストリートパフォーマンスを

されている人たちを見かけます。

 

(イメージとして可愛いので

お借りしました〜。↑)

 

(実際はこんな感じです。↓)

 

これを「バスキング」と言います。

 

「Busking(バスキング)」とは....

”ストリートパフォーマンス

をしてお金を稼ぐ事” です。

 

本気の街中でのバスキングでの

注意点やキチンと申請した稼ぎ方を

丁寧に書いておられる方(織田 尭さん)

がおられましたので、貼っておきます。

https://www.artistoda.com/entry/melbourne

(ワーホリの方、人生経験として

 是非トライしてみて下さい!)

 

このように、本気で稼いでおられる方も

おられますが、子供でもやれます。

 

 

うちの息子は、ビーチの前の小学校で

マーケットが開かれて、たくさんの

観光客や地元の人が集まる週末に

お友達が電子ピアノやバイオリンを

演奏している横で、飲み終えた

ジュースの瓶に息を入れて

「ボーボー」と合いの手を入れていた

だけで、数時間で$60稼いだ事に

味をしめて、「音楽やりたい」

と言いだしました。(昔から

お金にしっかりした息子であります。)

 

小学校には、以前、書いた通り、

放課後、ピアノでも楽器は何でも

習える有難い環境でしたので、

すぐに、息子と、ついでに娘も

中国人の若い女の先生のやっている

電子ピアノクラスに入れました。

(ついでに娘の親友も入りたい

と言うので、3人でスタート)

おうちでも練習出来るように、

小さな安い電子ピアノを買いました。

 

その電子ピアノは、CASIO製で

小さくて激安にも関わらず、

様々な人気の曲が内蔵され、

音楽に合わせて、次の指の位置を

赤いランプが点灯して

教えてくれるという、まるで

ピアノの先生が内蔵されているような

本当によく開発されたピアノでした。

 

息子は、毎日その電子ピアノで遊び

小学校では、ピアノの上手いお友達に

弾き方を教わっていました。

週末になると、そのお友達と二人で

バスキングをしに、自分の小学校の

マーケットに足繁く通っていました。

 

最終的に、本格的に楽器を揃えて

下手な演奏をして、稼ぐ気満々の

子供達より、観光客は、小さい子が

楽しそうにやっている可愛らしさに

お小遣いをくれている感じなのだと

気が付いたようで、ジュースの瓶の時が

一番稼げたと、行くのをやめました。

くるくるカーリーヘアの天使のような

小さな息子さんを持つお父さんは

その子が下手くそなクラリネットを

「プープー」するだけで、

1日200ドル稼ぐと味をしめて、

毎週、連れて行っておりました…。

(このお父さん、うちの息子と

同じレベルだったのですね…)

オーストラリア人の子供たちは

小さい頃は、天使のように可愛い

ので、それだけで、海外の

大人の観光客のお財布を

緩めてしまうようでした。

 

そんなこんなで、うちの息子さんは

(不純な動機からではありました

が…) オーストラリアという

寛容な国の温かい環境に育まれて

あっという間に、音楽が

大好きになっていくのでした…。