アマプロ競技会。
参加を決めたところから、すべては始まります。
まとめてみました。
【出場を決める】
・誰と出る？
ふだん習っている先生とというケースもあれば、コンペのために一番ふさわしいと思われるプロを選ぶ場合もあります。
・スタンダード？ ラテン？ 両方？ 種目は？
何級にエントリー？
予算は？
出場料＋(登録料＋パートナー料)×エントリー数＝経費
【事前準備】
・ドレス……踊りやすく目立つもの ドレス練習も怠りなく
・ヘア……何度も踊っても崩れないもの／スタンダードとラテン両方出る場合は考慮が必要
・メイク……つけまつげはしっかりと。
男性もドーランや眉などが必要。（女性プロが無料でやってくれる場合も）
【直前準備】
・ゼッケン……ホールドして隠れない場所／ジャッジから見えやすい位置
自分たちでつけるより先生につけてもらった方がいいです
・座る場所……１人の先生が何人も出す場合はある程度固まっていた方がいい
・準備運動……脚がつったりしないように／隅っこで先生がルーティン確認してくれることも
・アミノ酸など摂取しておく
【競技会開始後】
・出場順番確認
とにかく進行が早い。出遅れても呼び出してもらえないこともあるので気をつけて。
チェック表も見て、勝ち進んでいる種目を確認。
・水分／酸素摂取
始まったらひたすら踊ることになる場合もあるので、適宜自分で気をつける。
曲数が多くなってくると、生徒はボーッとしてくるので、先生がひたすらケアをしてくれるのがありがたい。これを称して「介護」と呼んでます。
（ヘア・メイク・アクセサリーのチェックや直し。汗だくならファンを渡す。水分補給の心配。脚がつりそうならマッサージ……et cetera）
すべて先生とのパートナーシップがついて回ります。
出番前に迎えに来てもらって、フロアに出て位置取り、踊っているところからフロアを出るまで。
位置取りして曲が始まる何秒か。じっと目を見つめ合う時間があります。
踊り始める前、呼吸を合わせて集中していく時間。
大分慣れたものの私はまだまだ恥ずかしいのですが、友人はあの瞬間が一番好きなんですって。
ほどよい緊張感があるのは確かですよね。
私はどっちかというと、フロアに出ていってポジションとるまで手を握っててもらう時間の方が好きかな。何も言わなくても伝わるものがあるので。
踊っている間も「落ち着いて」「音楽聞いて」と細かい指示が飛びます。（いつもじゃないです）
マスクしているから私にしか聞こえない。
ルーティンがフッと抜ける時があっても、相手はプロ。
なんとかしてくれます。どうせ誰も気づかない。落ち着いて最後まで踊りきる。
私は１曲終わったら、次に気持ちがいってるものだからスタスタ１人で帰ろうとして、「全部見られてるんだから！」と怒られました（笑）
ハイ、終わったらちゃんとエスコートしてもらって帰りましょう。
【終了後】
チェック表見て落としたのを確認したトッププロが「あ～ごめんなさい」と生徒に謝っているのを目撃しちゃいました。
敗退した時って、お互いにごめん！って思うのだと思います。
でも、これが先生の方が不機嫌になっちゃう場合もあるんですって。
たぶん先生が自分の試合みたいにガチになっちゃうんでしょうね。
終わったら、「残念だったね。じゃ、写真撮ろうか」とロビーで記念撮影。
反省点や次への決意なんかを述べ合ったりして。
先生から記念品なんかいただいてお疲れさまでした、と帰ります。
これも知らないうちに生徒が帰っちゃったり、先生がいなくなってたりする場合も。
１日戦い抜いた戦友ですから、気持ちよく１日を終えたいですよね。
帰宅後にも１日の気づきやねぎらいのメッセージ。
結構な長丁場なので、先生の本質（生徒の方もかな）がよくも悪くも見えちゃうのがアマプロです。
私はいつもカンペキにケアしてもらっていたので（Ｔ先生に限らず今まで出た先生はみんなそうだった）、当たり前だと思ってたのですが、え!?と思うような対応をしちゃうプロもいたようで。
何人かから不満の声を聞きました。
たぶん本人に悪気はないのだろうけど……。
競技選手でない生徒は競技会自体に慣れていません。
緊張していたり自信がなかったりする場面もあるのだから、そこはくんでほしいって思うのは別にワガママではないと思います。
若い先生は生徒のケアに不慣れなのだろうけど、踊っている間だけがお仕事じゃないってことを気づいてほしいですよね。
コンペを通して先生との絆が深まるか、亀裂が深まるか？
運命の分かれ目だったりして……!?
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