みなさまお久しぶりです。

ずいぶんと、ブログを更新せずにいまして、申し訳ないです。
10月21日から更新していませんでした…!反省します。


そしてそして、昨日は「ゴッホとゴーギャン展」を観に行ってきました。
そのレポートを今日は書きたいと思います。

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ゴッホとゴーギャン展、同じ授業を受けている友達に連れられて行ってきました。というのも、うちの大学の講義で今ゴーギャンの旅をテーマに学んでいまして、これは一度目に入れなければ!と思って足を運んだ次第であります。

それにしても、土曜日というのもあって人が多い…人が多い美術館は集中できなくて大嫌いです!でも仕方ありません。人と人の合間を縫って、足早にどんどん観て行きました。
中でも気になったの作品をゴッホとゴーギャン一つずつあげたいと思います。
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まずは、写真右下のゴッホの作品。
フィンセント・ファン・ゴッホ《グラスに生けた花咲くアーモンドの小枝》1888年 油彩、カンヴァス ファン・ゴッホ美術館

解説によると、こちらは浮世絵の影響を受けているそうな。どのあたりが?枝の描き方とか?詳しくは私もわからない。この赤いラインはなんだろうとか考えてしまう。でもアーモンドの小枝を美しいと思って、グラスに生けたゴッホはなんだか身近に感じられていいなと思ったので、選びました!

次に、写真左上のゴーギャンの作品。
ポール・ゴーギャン《ブドウの収穫、人間の悲惨》1888年 油彩、ジュート オードロップゴー美術館

これまたすごいタイトル。ゴーギャンの作品はタイトルも面白かったりします。最期に描いた作品のタイトルなんて、哲学書のタイトルみたいなんですよ〜。面白い!そして、私がなぜこの作品が気になったのかというと、作品の左上側に立っている黒い服の人、この人がゴーギャンがタヒチに旅行に行った時に描くトゥパパウ(死霊)に似ているなぁと思って。トゥパパウは、タヒチで恐れられている死霊のことなんだそうですが、この時はまだゴーギャンはタヒチに行ったことがないんですね。だから、ゴーギャンはタヒチに行く前からトゥパパウの存在を本能的に感じていたのかな…だから、タヒチに行った時も現地の文化を受け入れることができたのかな…なんて考えすぎかもしれません。
この作品はゴーギャンも気に入っている作品だそうです。この年一番の出来だと言っていたとか。本当に、この絵は私も好きです。

ゴーギャンの描くタヒチの絵は、素敵ですよ〜。今回の展示には少ししかなかったので残念でした。いつか本物の「我々はどこから来たのか?我々は何者なのか?我々はどこに行くのか?」(ゴーギャンの最期の絵のタイトル)をみてみたい。




…と、ここまでは、ゴッホとゴーギャン展のレポートでした。ありがとうございました。


ここからは、同じく東京都美術館のギャラリーabで開催されていたグループ展についてお話ししたいと思います。

ゴッホとゴーギャンをみおわったあと、帰ろうかなぁと思っていたら、ギャラリーabというのがあるのか。と発見。無料なのかな?行ってみようかな?と恐る恐る地下へのエスカレーターに乗る。

なるほど二つのグループ展をやってるんだな。ギャラリーbからみてみた。

「キョウノドウキ-矩形・そこに見る日本画の可能性」一番好きな作品は、神 彌佐子さんの「cord」でした。パンフレットを見ると蚊帳を使った作品らしい。蚊帳に色んなもの、色とりどりの絵の具、糸や写真が貼ってあって面白かった。

臍の緒をモチーフとして、生まれるという事への畏れを表現した。白い蚊帳に薄赤い肉片を張り込むように描き、糸で線を描く。糸はパンドラの箱を開封する始まりの仕掛けだ。(パンフレットより抜粋)


次にギャラリーa
「想いアラタに」
こちらは、月火水木金土日という工芸作家グループがしているグループ展らしい。
布!をみて鳥肌が立ったのははじめて。
加藤富喜さんの作品が一番好きだった。

工芸のことはよくわからないけれど、作っている人の手をクローズアップした映像や写真をみて、美しいものは美しい手から生まれるんだ…と思った。

久しぶりの美術館。面白かった!