先週の金曜日、4週間ぶりのエンハーツ。
もう、投薬の翌日から鉛のように身体が重だるく、お腹はピーピーで食欲もなく、それはそれは久々にキツイ1週間だった。
そんな中も仕事したけどね。
でも、あれは完全に戦力外だわ。
学校の保健室も頻繁に使っちゃったし。
情けない限り。
そんな1週間を過ごして、まだまだ万全ではないのに今私は福岡へ移動中。
T氏からは何で予定入れるかなぁ。。。
と、言われたけど、だってもう元気になってる予定だったんだもん。
新薬と言っても抗がん剤。
そうだ蓄積するんだった。
回数を重ねれば辛くなるんだった。
気分悪いぃぃ。。
と呟く私を横目に
もう、優勝だって言ってるのに
あなたはいつも挑戦者だよね。
と呆れ半分でT氏が笑う。
私がキツイ時一緒に泣くんじゃなくて、隣で私を小馬鹿にして笑ってくれるセンスが私にはありがたい。
福岡へは父と叔父のダブル法事と親友の子供の結婚式の衣装選び。
まぁ予定が2つだったので久々に帰ることにしたんだけど。
父親の法事もコロナと私の闘病でできなかったし、今年は回忌なので執り行うことにした。
と、言っても参列は私の親友夫婦と、お坊さんは会長に頼んでいつもながらに気持ちだけの、いや、気持ちのある法事だ。
私の父は親として最低だった。
これは歳を重ねるごとに、私が学生(子供達)と接するたびにどうやったらあんな無責任な事ができたのだろうと思う。
子供の頃はわからなかったけど、私は今でいうネグレストの家庭で育った。
それはそれは悲惨だった。
今はデブだけど(笑)、あの頃は栄養失調で救急車で運ばれたこともある。
けど、子供って自分の置かれてる環境以外案外知らないから、一般的な家庭と比べてどの程度悲惨かはその時点では認識できてない。
これは、救い。
私は底辺のさらに底辺からとにかく努力し続けて今の場所まできた。
そんな私を昔からを知る今回も法事に参列する親友は、あの環境の中で捻くれず、人を恨ます、今だにお花畑で人を信じるあんたは奇跡だと言う。
毎回、お花畑が引っかかるが。。。
子供の頃から環境のせいにしたくないと強く思っていた。
親がどうだからって、自分まで汚されるのは嫌だと、そんな決まり切った筋書きにはのってたまるかって思ってた。
親は尊敬できない。でも、今生きている、今友だちと笑えているのは親がいたからだ。
そのことに感謝しようと決めていた。
そんな綺麗事を根性で自分に言い聞かせてていた10代。
まっ、よく悔し涙ばかりしてたけどね(笑)
父の事も私の人生も書ききれないんだけど、父を看取る時にも、自分で決めてた。
あなたが死んだ時、いいお父さんだったねとは言われないけれど、いい娘さんを持ったねと周りから言われるようにはする。と。
相手から何かやられたから、自分もする。
相手が何もしてくれないから、自分もしない。
そんな考え方じゃ不幸になるばかり。
相手なんて関係ない。
私は私が正しいと、自分が気持ちが良いと思うことをする。
そっちの方が幸せだ。
そんなこんなで、体調不良のまま福岡入りだ。
空港までは、親友の旦那さんが迎えに来てくれる。親友は来ない(笑)
パパとも仲良しだからいいんだけど。
まず今夜は、身内の様な親友の娘に結婚祝い。
財産分与のつもりで、ご祝儀袋パンパンに入れた!引くかな?(笑)まぁいい。
明日は法事だ。
体調不良を乗り切るんだ私!
先週のPET検査の結果はまた次回。