占星術の出生図は主に10個の星を出しますが、それぞれにサイン(星座)があり、各性質などを読み解いて総合的に判断します

その際惑星と同じくらいに重要なポイントがアングルと言われる4つの軸。

 

 


ホロスコープの円の真ん中左右に入る少し太めのライン

左側がAS(アセンダント)、右手がDS(ディセンダント)。

上下の太いラインの上がMC、下がDC。


ここのサインも読みます目

 

AC(ASC)・・・本人の生まれ持った性質や、無意識に出てしまう初期動作、外見


DC(DSC)・・・他人、パートナー、自分に対しての外の世界、他人


MC・・・社会的な目標、現世的に自分が目指している肩書きのようなもの


DC・・・自分のルーツ、先祖、家系、死後の世界

 

中でもACとMCはホロスコープを読む際に外せないポイント。


ACは自分自身を示す1ハウスのカプス(区切りのライン)という事でもあるので、人格の主軸となる太陽や月と同じレベルで、実はチャート主の人格の基盤を読み解く重要な要素になってたりすることも多いです。

 


私の個人の場合ですがASが蠍座さそり座


蠍イメージはどんなでしょう?


占星術のサインはそれらのエネルギー状態を象徴するためにシンボルに置き換えられて表現されたものですが、これがなかなか上手く出来ています。


蠍はハサミと毒を持っています。


それで狙った獲物を捕らえますよね。


そのハサミは鋭く一度捕らえたものは離さず、更にとどめに毒という最終兵器もありますwドクロ


よく言えば一途、悪く言うと地獄の底まで追って来そうな執念を持ち合わせているという性質があるんですwニヤニヤ


(↑イラストはラブリーなのに💕)

とにかく12サインの中では集中力とそれを維持するスタミナは No.1キラキラ上差し

 

物事に過集中してものすごいエネルギーを注げる力がある訳ですからとにかくハマりやすい炎


一旦興味を持ったものを一心不乱にやっていたらいつしか周りの誰よりもそれの専門家みたいになってしまうこともあります。


同時に 興味あるものは掴んだら死ぬまで離さない、けど同時に興味の無いものはバッサリと切るall or nothingサムライ精神のような潔さも持ち合わせていますw


他に、蠍座には生と死、エロス、物事深く観察する洞察力からサイキックと言う意味もあり、この辺りのジャンルに対してやはり人よりも興味を持ちやすいところもあります。


なんだかキーワードもことごとく濃い。。

 

ASに蠍がある私が占星術に興味を持ってそれをかなりの勢いで研究し始めたのも、

 

占星術はこれらの人間の存在の根本にあるテーマが深く関わっているからかもしれません。



太陽星座が熱血直進まっしぐら牡羊座の私の場合、何も考えず勢いと情熱で始めて、これが牡羊座エネルギーだけだとすぐに飽きて忘れてしまうイメージですが、人格の土台にさりげなく蠍座がいるので、初めの目的を達成するまでは結構しぶとく取り掛かり、場合によってはいつのまにかハマって追求してオタクになっていく、というパターンが想定され、実際実感としてそのパターンも多かったりしますおひつじ座さそり座


もちろんそれ以外の要素もたくさんあるのですが、人格のコアを担っている太陽、月、AS、はパソコンでいうOSみたいなもんで、切っても切り離せない基礎的な要素になって来ます。


このように占星術は一つのチャートから、それぞれの惑星やポイントが性質を持っているか出し、それらの様々な要素を重ねて作り上げて行く。

一人として全く同じにはならないと言われています。


ホロスコープを読んで行く作業は、そんなそれぞれのパーツであるところのカラーを重ねて行き、最終的に一人として全く同じにならない、その人だけの1つの絵を描いていくみたい。


とても楽しいのです💡✨