今週の27日から6日間の日程で、

八丈島へ行ってきます。

この八丈島プログラム。

福島の子どもたちの放射能の浄化を目的とした保養キャンプです。

発端を話すとすごーく長くなりますが、

とーっても大雑把にいうと…

京都の精神科医の高木俊介先生が、福島の子どもたちの被ばくを心配していて、

そこに八丈島から受け入れの話が舞い込み、

それが、母の精神障がい者支援の施設『こころん』にきて、

うちの教室の子どもたちもぜひということになって、

今回の保養キャンプの実現となりました。

今回のこのキャンプ、

今年に入って急に話が舞い込んで、

いろいろな母体が関わっていることもあり、

時間がなく、結局助成金が得られず、交通費は自費での参加となりますが、

高木先生をはじめ、本当に全国からのたくさんの支援が集まったプログラムとなりました。

交通費は自費ですが、

現地での宿泊施設の無料提供、八丈島、京都、東京、茨城各地からのボランティア、

食料の提供、現地の子どもたちとの交流会…と、

そのご支援は、本当に感謝しかできないのがもどかしいのですが、

本当にありがたいことです。

でも、

福島には、他にもたくさんの無料保養キャンプがあり、

交通費だけといえども、結構かかります。

そのため、結局兄弟がたくさんいる家庭などは参加するのは厳しくなってしまいました。

それでも、教室から参加する生徒は3人、「こころん」から4人の子どもたちが参加します。

今回は、初年度ということもあり、まずは6日間。

高木先生は、来年以降も最低5年は続けたいとおっしゃってくれています。

そして、できれば3週間ぐらいはいてほしいと。。。。

それは、体の浄化にはそのぐらい必要だというのですが。

でも、なかなかその長期間子どもを預けるのは、親御さんとしては不安もあるだろうし、

夏休みのいろいろな行事もあるしで、

今回は6日間になりました。


私は、浄化の目的だけでなく、

このキャンプでは、子どもたちが外の世界でいろいろな体験をすることで、

いろいろなものを受け取ってほしいなと願っています。

そういうのが、浄化よりも大事かなと。

親と離れるいろんな感情や、人の優しや、自然の優しやたくましさ、

いろんなこと感じてほしいと思います。

そういうのがピアノに限らず、自分の表現にもつなげてほしいなと。


いろんな想い、いろんな人たちの想いがあってのこのプログラム。

来年はもっとたくさんの子どもたちが参加できるように、

今年の活動を来年につなげたいと思います。


このプログラム。

福島の『福』と八丈島の『八』を取って、

『福八子どもキャンププログラム』となりました。

八丈島のスタッフ、特定非営利活動法人八丈島ロベの会の方々の多大なる協力で動いていますが、

なんとホームページまで作っていただきました。

クリック『福八子どもキャンププロジェクト』

この活動に賛同していただける方々に

一口1000円で応援団もお願いしております。

詳しくはホームページをご覧いただければと思います。

(※もし、お振込みいただける場合は、振込用紙の通信欄に福八を知ったきっかけと所属をご記入いただけると助かります。)←すみません。訂正です。通信欄、自由には書けないみたいですね。それに、振込用紙を使うとかなり手数料がかかるみたいです。ゆうちょに口座がある方で、無理のない程度でよろしくお願いいたします。


無事に、みんな楽しく八丈島へ行ってきたいと思います。