年齢も立場もそういう頃合いなのか、年間に呼ばれる結婚式の数がハンバない。しかも、主賓挨拶や乾杯の音頭など、任務があるため、どうしても和服をピシャッと着こなすこととなる。

 同じ物は着られないので毎回、ひと月の給料に匹敵するほどの出費も痛いイタイ…。

が、しかし、呼ばれてナンボ。

来て欲しくない人を招待するわけがないから、講演会とブッキングしていない限り出席させていただく。

私には専属の超スペシャルスタイリスト(勝手に思っている)がついており、早くから絶対に時間を空けてくれるスタッフたちがいるし、和服は手の届かぬほどの逸品をその目利きで特別選んでくれる重鎮もついている。

任せて安心。自分ですることは時間通りに行くことくらい。

 

しかし、先日は何年かぶりで披露宴に洋服(ドレス)で出席した。

前日まで文部科学省の「中央研修」といって全国の選ばれし管理職の先生方がつくばで研修をするのだが、

その講師として上京していたのだ。

何百人もの教育現場のプロに講義するにはそれなりに神経も体力も使う。

最終便で大分に戻ったうえに、翌日の結婚式は熊本県のとある地方。

楽な洋装で列車と新幹線を乗り継いでけっこうな時間をかけて行ったのだ。

田舎(失礼しました)のわりにはスタッフの丁寧な対応と美味しい食事。

どちらも教員でうちの大学の卒業生である新郎新婦も幸せそう。

滞りなく式は終わり、1時間に1~2本の列車を目指しタクシーで駅へ。

雪のチラつく雛なる単線駅。凍えそうに汽車を待っていた。

 

おおおお、やっと来るぞ、新幹線との接続ギリギリの列車。

 

そのとき気づいた

「ガビーン!」化粧ポーチが無い。

慌てて着替えて、控え室に忘れたんだ。

そんな物、置いてきてもと思ったが、中身は総額80,000円ほどの化粧品。

また買いそろえるには無理がある。

 

さっそく、駅から焦って式場に電話。「着払いで送って下さい」

式場のスタッフの何と丁寧で落ち着いて、親切な対応。

翌日、早々に宅配便で無事到着。

 

丁寧な梱包。丁寧なお手紙。宛名書きと差出人の書き方全てが

Excellent!!!!!

 

最後の最後まで気持ちの良い幸せな気分で終われたことに感謝。

そして、本物のおもてなしが行き届いている素晴らしい企業に、「超いいね