地球沸騰化元年と言われた昨年の夏は、札幌も例年になく暑い日が続きました。

 

 「北海道マラソン2023」が開催された2023年8月27日(日)は、午前8時半のスタート時点で29.2度と、とんでもなく暑い中での過酷な競技になりました。びっくり

 

【2023年8月28日の記事】

 

 そのため、8月25日(日)に開催された「北海道マラソン2024」は、給水所を増設し、ミストシャワーを新設するなど暑さ対策が増強されました。

 

 マラソン当日(25日)は、午前8時半のスタート時点で23.1度、日中の最高気温が28.9度と暑いことは暑いが、昨年よりはかなりマシな気温でした。昨年のような酷暑が続けば、8月の開催は無理という意見が強まったことでしょう。

 

 結果としては、男子は東京五輪代表の中村匠吾(富士通)が2時間15分36秒で優勝、女子は立迫志穂(天満屋)が2時間33分47秒で日本人トップの2位。1位はケニア出身のパウリン・カムル(ルートインホテルズ)が2時間31分4秒でした。

 

【北大構内 クラーク像前を駆け抜ける選手たち】

[男子1位 中村匠吾]

[女子1位 パウリン・カムル]

 

 そうしたトップレベルの争いとは別に、ほとんどの参加者にとっては、各自が満足できる形で完走することが目標のようです。全国で開催されている市民マラソンに参加することを趣味にしている人が多いようで、沿道で観戦していると、ランナーの知人と思われる人たちが声援を送っていました。

 

 ゴール地点は、走り終えた出走者たちでごった返していました。

 

【ゴール地点】

 

 ゴール後は、芝生に座って身体を休める出走者たちで一杯です。 

 

【ゴール後 芝生で寛ぐ出走者たち】

 

 YouTubeチャンネルで「北海道マラソン」を検索すると、大量の動画が配信されています。前日はススキノで飲んだり、終了後はビアガーデンでジンギスカンをつまみにビールを飲んだり、観光を兼ねて参加している人が多いようです。ニコニコ