週刊「AERA」の2024年7月15日号に、【[女性×働く]非正規雇用「生きるのに精一杯」】というタイトルの記事が掲載されました。びっくり

 

【女性×働く[非正規雇用]生きるのに精一杯」

 

 労働者全体に占める非正規雇用の割合は年々高まり、2022年では、36.9%が非正規雇用になっています。

 

 男女別に見ると、男性労働者では非正規雇用の割合が21.8%ですが、女性労働者では非正規雇用の割合が53.6%に上り、5割以上が非正規雇用ということになります。びっくり

 

 非正規雇用で特に問題になるのは、低賃金労働になり勝ちなことで、非正規雇用の女性の個人年収は、167.9万円という調査結果があります。

 

【非正規雇用の女性の個人年収】

 

 1か月当たり14万円。2022年の最低賃金は900円程度だったので、140,000円÷900円=1556円/時間です。1日8時間働いたとすれば19.4日間。土日祝が休みで、私用のため休暇を取れば、大体こんなものでしょう。

 

 年収300万円を超えるのは8.4%に過ぎず、91.6%が300万円未満という数字を見ると、分母の中に、主婦のパート労働も含まれているにせよ、女性の非正規雇用だと、低賃金労働が極めて多いことがうかがえます。ショボーン

 

 この記事の中では、現在40~50代になる「就職氷河期世代」が、高学歴であっても非正規雇用でキャリアをスタートし、そのまま時間が過ぎてしまった人が多いことを指摘しています。私の知り合いを見ても、確かにそれは言えると思います。

 

 非正規雇用もそうですが、個人事業として、カフェ経営、占い、足つぼマッサージ、焼き菓子の製造・販売、アクセサリーの製造・販売、エスニック雑貨の輸入販売などを行っている女性たちを見ても、羽振りが良い人を見たことがありません。ショボーン

 

 その一方で、私が住んでいるタワマンの駐車場で、まだ40代にもならない人たちが、高級外車を乗り回し、大型のSUV車にゴルフ道具を積んで出かけて行く様子などを見ていると、「世の中不公平だな~」と思ってしまいます。