昨日(11月20日(金))は、日経平均株価が一時33,793円まで上がり、1990年3月以降33年8か月ぶりにバブル崩壊後の最高値を更新しました。びっくり

 

【バブル崩壊とは】

 資産価格のうちファンダメンタルズによって説明できない部分をバブルという。資産のファンダメンタルズ価格は一般には収益を利子率でわった値になる。株価や地価が1980年代後半から急騰しその後急落した状態をバブル(泡)が弾けたという。日本の株価は、1980年半ばから急上昇を始め、1987年のブラックマンデーで一時値を下げたが、日経平均は1989年12月29日に38,915円の最高値をつけた。後から見ればこれがバブルのピークであった。

 

 日経平均株価の最高値は、1989年12月29日の38,915円なので、まだ最高値までは間がありますが、「いつの間にか随分値上がりしていたんだな。」と思います。ニヤリ

 

 ここ1~2年、株式相場の暴落を警告する経済学者や経済評論家の意見を目にしてきました。

 

 例えば、慶應義塾大学経済学部の小幡積教授は、2021年3月、マネックス証券・松本大社長との対談で、次のように述べています。

 

【慶應義塾大学経済学部 小幡積教授】(2021年3月)

 私は、今の株価は明らかにバブルで、しかも最終局面に近いと思っています。

 

 しかしながら、2021年には株の暴落は起きませんでした。

 

 年が明けて、2022年1月には、経済評論家の森永卓郎氏が、次のように述べました。

 

【経済評論家 森永卓郎】(2022年1月)

 私は、株主優待用を残して去年全部売りました。私は今年、アメリカのバブルが崩壊して、株の大暴落が起きると思っています。そうすると日本も道連れですからね。バブル崩壊、私は今年の5月くらいかなと思っています。

 

 森永卓郎氏の話しは、面白くて好きなのですが、アメリカのバブル崩壊が近いという指摘はピンとこなくて、保有している株や投資信託は手放しませんでした。

 

  しかしながら今年8月になって、中国のバブル崩壊は、かなりあり得るので、対策として保有している株や投資信託をある程度利確しておいた方が良いと判断して、中国株を含む投資信託を売却し、併せて投資効率が悪い毎月分配型の投資信託を売却しました。ニコニコ

 

 年明けから新NISAがスタートするので、成長投資枠でインド株投信、一般投資枠で全世界株式投信を購入し、年間360万円×5年間=1,800万円をフルに使い切るつもりです。