北海道では猛暑の夏がようやく終わり、秋めいてきました。
そこで、秋を存分に味わおうと道東の十勝地方に旅行しました。北海道出身の私にとっても、十勝は広大なイメージがあります。そのイメージを、十勝管内足寄町出身の松山千春さんが、見事に歌い上げています。
【空と大地の中で】
果てしない大空と広い大地のその中で
いつの日か幸せを自分の腕でつかむよう
札幌から十勝地方の中心都市である帯広市までは、200kmくらい距離があるし、険しい峠越えになるので、高速道路を使っても3時間はかかります。![]()
1日目は、「六花の森」に足を運びました。帯広市の南側に位置する中札内村にあって、お菓子の六花亭がプロデュースしています。
【六花の森(ろっかのもり)】中札内村
六花の森は、全体が広い庭園になっていて、その中に、8棟の建物があります。そのすべてが、六花亭の包装紙に使われている花の絵を描いた坂本直行氏(1906-1982年)の美術館になっています。
【六花の森内の建物】
● 直行絶筆館
● 柏林
● 直行デッサン館
● 坂本直行記念館
● 直行山岳館
● 花柄包装紙館
● サイロ歴史観
● サイロ表紙館
六花の森の中を一通り見終わった先には、「六CAFE(ロッカフェ)」があります。ここは売店とレストランになっていて、店内から「六花の森」を眺めながら飲食ができます。
【六Cafe店内から六花の森を望む】
坂本直行氏の絵画や書籍をコレクションしている私としては、簡単には手に入らない見事な作品が揃っていて、最高に素晴らしい美術館だと思いました。![]()



