技術面でこんな点に力を入れたらもっと仕事につながるのではないか等、色々考えたことがありました。
そして、それを自分自身で是非実践したいとも考えていました。
まだ出向先にいる間に、私が以前にいた部の部長に、戻ったら色々提案したいことがある旨メールでお知らせしたのですが、返事は「また機会があれば・・・」というようなそっけないものでした。
そうこうするうちに、戻った後の部署が知らされました。
元いた技術部門ではなく営業部でした。
組織として色々考える所はあったのでしょうが、私としては当然元の部署に戻れるものと思っていましたので、非常に驚きました。
気を取り直し、営業部で頑張ってみようと思いましたが、やはり全然面白くない(笑)。
それに、必要とされていない感じがして、それが大きく影響したと思います。
6月に出向から戻り、翌年の1月末には気象協会を辞めてしまいました。
入社したときには、一生ここにいるんだろうなと思っていたのですが、意外と簡単に辞められるものだということと、自分の意志で行動すれば、その通りのことが実現するのだということを、このことから知りました。
次はどこに行こうかとあれこれ考えました。
全く違う仕事に就くことも考えましたが、同じような海洋調査の仕事をしている株式会社エコーに入れて頂きました。
やはり、海洋関係の調査の仕事が好きだったのです。
出向しているときに、多くの会社と付き合いがあったのですが、エコーは丁寧な良い仕事をするという印象があったことも理由の一つでした。
1月末に気象協会をやめて、休む暇もなく2月からエコーで働き始めました。
自宅の柏から、横浜まで通ったのですが、通勤が大変で、毎日車内と昼休みは寝てばかりいました。