清 という字は・・・
意味を示す氵(水)と、音を示す靑(セイ。にごりのないこと)を会わせた字で、にごりのない澄んだ水の意味で、それから、きよいの意を表す形声文字です。
清栄、清音、清潔、清純、清流、清涼、清廉、清澄などに使われ、清く正しく美しくを感じさせる言葉です。
《清濁併呑》の譬えのとおり、度量の大きさと、公平無私で誰からも羨まれ、美しく、明るく、誠実で人徳豊かな尊敬に値する人物を意味する文字です
美 という字は・・・
羊と大とを合わせた字で、太った大きなひつじの意味で、太って大きなひつじは美しいの意を表す会意文字です。
美化、美学、美技、美女、美人などに使われ、清潔感を感じさせる言葉です。
《醇風美俗》の譬えのとおり、人情の厚い気風で、芸術に造詣があり、美しく豊かな
才能を秘めた素晴らしい人物を意味する文字です。
次回は岩崎清美の「まとめ文」を紹介します。