「ORの抑圧」に流されるな | 闘魂日記<by 伴走社>

闘魂日記<by 伴走社>

研修の取組みを通じて、人が育つ職場とはどうあるべきかを考えます。そして、研修成果、自己革新の行動が継続し、成果に繋げる取組みを追求していきます。

『ビジョナリー・カンパニー』という本を読まれたことがある人も多いと思います

 

その中で、「ANDの才能」と「ORの抑圧」について書かれていました

 

「ビジョナリー・カンパニーは「ORの抑圧」に屈することはない。

「ORの抑圧」とは、逆説的な考えは簡単に受け入れず、一見矛盾する力や考え方が同時に追求できないとする理性的な見方である。

「ORの抑圧」に屈していると、ものごとはAかBかのどちらかでなければならず、AとBの両方というわけにはいかないと考える。」

 

日々マネジメントをしていると、様々な意思決定が求められます

 

その時に、この「ORの抑圧」に流されそうになってしまいます

 

「売上を上げるためには、競合他社より少しでも安く提案するしかない。でも、そうすると粗利が減ってしまう…でも、売上あっての粗利だしな…仕方ない、値段を下げよう」

 

「部下の残業時間を減らさないといけない。だけど、早く帰すと仕事が滞ってしまい、お客様対応が遅くなって受注機会を失ってしまう。そうなると目標未達になる…仕方ない、もう少し残業してもらおう」

 

こうした「AかBか」を突きつけられては悩み、最後は「仕方ない」と考えて「AかBのどちらか」を選択してしまいます

 

これでは自分自身も、職場も、仕事のやり方にも「変革」は生まれません

 

そこで、「ANDの才能」を磨いていくことなんです

 

「売上か利益」で悩んで、粗利が落ちても売上を優先して値段を下げよう

 

ではなく

 

「売上も利益も」と考えて、安易に値段を下げるのでなく、提案の質を上げて付加価値をつければ、逆に値段も上げれて「売上と利益」の両方が得られる。そんな提案活動に変えていくためには…

 

「残業時間削減か目標達成か」と考えて、目標達成を優先して残業させるのでなく、残業時間を削減しながら目標達成する方法を考えよう。まずは今、どんな仕事に時間がかかってるのか調べて、どこに問題があるのかを見つけて、仕事のやり方を変えてみよう…

 

といったように、「AかBか」で悩んだ時は、「AもBも」という発想でどうするかを考え方を変えることです

 

マネジメントにおいては「成果にこだわる執着心」というスタンスが不可欠です

 

成果にこだわるから「AかBのどちらかだ」ではなく、「AもBも両方手にする」ことにこだわって、考えてやってみてまた考える(執着心)ことで、変革は生まれます

 

「AかBか」で悩んだ時は、「AもBも」ですよ