人は経験から学ぶのではない | 闘魂日記<by 伴走社>

闘魂日記<by 伴走社>

研修の取組みを通じて、人が育つ職場とはどうあるべきかを考えます。そして、研修成果、自己革新の行動が継続し、成果に繋げる取組みを追求していきます。

何事も経験が重要だと言われます

 

すべての商売は、行動から成り立っていますから、とにかくやってみる、動いてみることは不可欠です

 

やってみると、成功・失敗に関わらず、いろんな気づきや学びが得られます

 

ところが、同じ経験をしているにもかかわらず、成長していく人と同じ失敗を繰り返してしまう人と別れてしまいます

 

なぜそうなるんでしょうか?

 

やってみて失敗した経験をすると、

 

「もっとこうすればよかった、次はこうしよう」

 

って考えます

 

いわゆる、「振返り」ってやつをします

 

成長しない人は、このレベルで振返りが終わってしまい、次の行動に移ってしまいます

 

次はこうしよう、と対策を考えることはいいのですが、上手くいかなかった原因がわからないままなので、ちょっと状況が変わると対応できず同じような失敗を繰り返してしまうんです

 

つまり振返りが「浅い」んです

 

経験を活かして成長していく人は、この振返りをしっかりしています

 

あの時、どうしてあんな行動をしたんだろう

何を考えていたんだろう

何でそう考えてしまったんだろう

そもそもどうなりたかったんだろう

大事にしているものは何だろう

 

など、様々な観点で自分自身が取った行動の奥にある原因を深めていきます

 

すると、自分の行動の奥にある考え方や価値観、大切にしているものなどが見えてきます

 

私たちは、実は無意識の部分にある考え方や価値観、大切にしていることをベースに、様々情況に対して行動を選択しているんです

だから、振返るときには、行動の奥にある考え方まで掘り下げて振返ることが重要なんです

 

そうすると、その行動を取った原因が見えてきますので、今後は「どういう考え方をもって、どんな行動をしていくか」が見えてきます

 

そして、新しい場面で試してみます。たとえ状況が前と違っても、行動選択のもととなる「考え方」が変わっていれば、対応することもできるようになるんです

 

その様子を見て、周りは

 

「成長したなぁ~」

 

と感じるわけです

 

アメリカの哲学者、J.デューイと言う人の言葉です

 

「私たちは経験から学ぶのではない。経験を振り返るときに学ぶのだ」と

 

見えている部分だけを振返るのでなく、見えない部分(自分の心の内)まで振返ることが成長のカギになりそうですね