信頼関係を作るための心理的段階 | 闘魂日記<by 伴走社>
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研修の取組みを通じて、人が育つ職場とはどうあるべきかを考えます。そして、研修成果、自己革新の行動が継続し、成果に繋げる取組みを追求していきます。

新入社員が入ってきて2カ月が経過しました。

コロナ禍で、入社してすぐリモートでの研修が続き、新人同士まだ直接会ったことが無いよという会社もあるようです。

そんな中で、新人を迎え入れる職場のメンバーも、丁寧に育成しようと様々な工夫をしていると思います。

 

そこで、今回は信頼関係を構築していくためのコミュケーションスキルの1つをお伝えします。

 

信頼関係は、すぐに出来るものではないですよね。

そこには、人の心理の段階的変化があるからなんです。

 

どんな心理段階か?

 

①印象段階 ・・・ 親しみの持てる人だな(話しやすそうな人だな)

②信用段階 ・・・ きちんと対応はしてくれる

③満足段階 ・・・ 頼りになるな。でもこの人でなければダメではない

④信頼段階 ・・・ さすがだ。この人になら任せられる

 

特に、初めて会う新人ならば、「どんな人かな?」という警戒心が出てきますよね。

その心理があるのに、新人に対して「最初が肝心、なめられてはダメだ」と考えて、怖そうな表情をしたり挨拶も自分からしなかったり、普段声をかけたりしないのに、注意だけはビシッとする、といった出方をし続けてしまうと、相手の心理はどうなるでしょう?

 

「うわぁ…この人、怖い。近づきたくない」

 

と思われてしまい、信頼関係作りどころではありません。

 

だから、最初は「印象段階」が大切になってきます。

 

そこでこのスキルの登場です。

 

「ラポールをかける」

 

ラポールをかけるとは何かというと、

 

「良い雰囲気作り」であり「心理的距離を近づける」ことです。

 

「話しやすい人だな」

「親しみが持てる人だな」

 

と思ってもらう事で、その人との心理的距離はグッと近くなります。

 

印象段階でいい関係が出来てくると、

 

・こちらへの警戒心や敵対心が薄れる

・本音が出やすくなる

・話を素直に聞いてくれる

・気持ちが明るくなる

 

といった効果も出てきます。

 

では、会話の中でどうやってラポールをかけていけばいいのでしょうか。

 

①ラポールがかかりやすいセリフ

 相手が自負していることについて

   = 「ほめる」(すごいね~、さすがだね~)

 

 相手が気にしていることについて

   = 「気づかう」(大丈夫?きちんと休みなよ)

 

②ラポールがかかりやすいタイミング

 会話の開始や締めくくりの時

 朝のあいさつや別れ際など

 

③ラポールがかかりやすい話し方

 ほめるときは「笑顔」で「盛大に」(小さなことでも大げさに)

 気づかうときは、カラダを傾けながらゆっくりと(相手のペースに合わせて)

 

少しテクニック的な話になりましたが、①~③で大切なことは、

 

「相手に対して関心を持つ」

 

ことです。

 

良い雰囲気で話をするために、共通の話題があれば話も盛り上がったりしますが、必ずしも共通の話題が見つかるとは限りません。

逆に、共通の話題が無いと話づらくなってしまって、いつの間にか避けてしまう、なんてことにもなりかねません。

 

共通の話題を見つけることよりも、相手が何に関心があって、それはどんなことか?

なぜそれに関心があるのか等、相手のことを知ろうと思って会話をすることです。

 

これって、お客様や家族、友人など様々な人との関係で言えることですね。

 

色んな人との人間関係を思い出してみて、どの段階まで関係が進んでいるか振返ってみてください。