話しかけられやすい環境を作る | 闘魂日記<by 伴走社>

闘魂日記<by 伴走社>

研修の取組みを通じて、人が育つ職場とはどうあるべきかを考えます。そして、研修成果、自己革新の行動が継続し、成果に繋げる取組みを追求していきます。

最近、職場でのコミュニケーションの取り方が難しくなってきました。

軽く注意したつもりが、すごく叱られたと受け取られ、ハラスメント相談窓口に駆け込まれた…なんていうことも起こっています。

なので、最近の管理者研修では、「昔は~だったよねぇ・・・」と慰め合う場面も少なくなくなってきました。

 

ただ、そうは言っても、世の中はどんどん変化してきています。

若い人の価値観や、働く人の多様性、飲みにケーションの減少、プレイングマネジャーの常態化、部下も忙しくすれ違う・・・など、昔では考えられないことが、今職場では起こっています。

 

しかも、ハラスメントの種類の多いこと!

なんと50種類以上もあるそうです。

 

これでは、管理者も部下とコミュニケーションを取るのは避けたくなります。

 

そんな愚痴をこぼしていても前には進めないので、やはり、環境変化があれば生き残るために自分が変わっていくしかないのが原理原則です。

 

では、何を変えていけばいいのか?

 

「部下から話しかけられやすい環境を作る」ことです。

 

我々が思っている以上に、部下も上司と話をしたいと思っていることが多かったりします。

 

最近、ある若手(3年目)研修をお手伝いした時に聞いたのが、

 

「上司と飲みに行くのは嫌じゃないですよ。行きたいんですけど、誘ってもらえないんですよね」

「昔はどんな感じだったのかなぁとか、会社の歴史とか知りたいですよ」 等々。

 

意外と、そんな風に思ってくれてるんだと少し私も嬉しく思いつつ、ただ最後につけ足されたのが、

 

「でも、2軒目に行こうってのは勘弁してほしいですね(笑)」

 

でした。

 

ま、それはさておき、部下から話しかけられやすい環境をどうやって作っていけばいいのか?

 

それは普段の部下との接点場面において、「ちゃんと見ているよ」という対応を積み重ねていくことです。

 

例えば、

 

①どんなに忙しい時でも部下から話しかけられたら、それを聞くのを最優先にする

 

 部下が自分のデスクに相談に来た時、手を止めて、部下の顔を見て話を聞いていますか?

 

 PCの画面を見ながら話を聞いていませんか?

 

 

②話をする時は腕を組んだりふんぞり返ったりしない

 

 部下が相談に来た時に、椅子の背もたれにふんぞり返るようにして話をしていませんか?

 

 できれば、立ち上がって部下の顔を見て話をしましょう。

 

 腕組みをしたり、足を組んだりして話をしていませんか?

 

 こういうのを「無言の態度」と言います。これは注意しましょう。

 

 

③話の腰を折らないで、最後まで聴く。

 

 部下が話している途中なのに、かぶせるように話をしていませんか?

 

 忙しくても、最後まで聴く姿勢を持ちましょう。

 

 どうしても忙しくて聴けない時は、少し後にしてもらって聴ける状態を作ってから話をしましょう。

 

 

他にも、まだありますが(全部で15項目あります)、大切なことは、

 

「ちゃんと聴いてるよ。ちゃんと見てるよ」

 

という姿勢を持って接する事です。

 

そのことによって、部下の中に「上司は自分のことをちゃんと見てくれている」という安心感にもつながり、言わなくても部下から報告や相談に来たりするように変化が起こってきます。

 

「自分の行動が変わることで、周囲の行動に変化が起こる。」

 

環境の変化に不平不満を言ったり、変化から目を背けたり、自分は変わらないとばかりにその変化を受け入れないといったことをしていては、いい仕事はできません。

 

変化を受け入れて、自分から変わっていく。

 

まずは、朝の挨拶に必ず一言付け加えてみてはいかがですか?

 

「おはよう!お、今日は顔色がよさそうだね」

「お疲れさん!どした?なんか元気なさそうじゃないか」

 

小さなことから始めていきましょう。