「ほめる」と「叱る」は表裏一体? | 闘魂日記<by 伴走社>

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研修の取組みを通じて、人が育つ職場とはどうあるべきかを考えます。そして、研修成果、自己革新の行動が継続し、成果に繋げる取組みを追求していきます。


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最近は、部下指導において小さなことでも「ほめる」ということが言われています。

闘魂日記でも、部下のことをほめることが大切だとも言ってきました。

 

ところが、最近あるマネジャーから悩みを聞きました。

 

「ほめることは大事かもしれないけど、うちの現場はいろんな雇用形態があって、従業員の意識レベルも様々。下手をすると事故につながるようなことを平気でする従業員もいれば、職場のルールを守らない従業員もいる。そんな職場で、ほめてばかりでは仕事にならない。むしろ、甘い顔をせず厳しく指導することの方が大事やとも思うんです。だから、ほめることが出来ないんです。」

 

確かに、昔と違って雇用形態も様々であれば、働くことへの意欲・仕事観もずいぶんと変わってきたように感じます。

そんな現場をまとめるマネジャーとしては、現場の安全や規律を乱すようなことは小さなことでも許されないので厳しく指導せざるを得ない部分は大きくなっています。

実際に、このマネジャーさんも毎日大声で怒ったり、ミスをしたときは厳しく問いただして注意しているそうです。

 

昨今、叱れないマネジャーが増えている中で、厳しく指導が出来るということは素晴らしいことです。

嫌われてでも、ダメなことはダメと言える強さはいつの時代も必要ですね。

 

ところが、毎日険しい顔で注意され続け、ミスをすれば「何でそんなことするんや?」と問い詰められ、怒られ続けると、部下としてはどういう心理になるでしょう?

 

(また怒られるんじゃないか・・・)と委縮したり

(ちゃんとやってるじゃないか・・・)と心の中で反発したり

(この人は自分のことを嫌いなんじゃないか・・)と不安になったり

 

してしまいます。

部下の心理としては、「不安感や抵抗感」が生まれ、上司が叱っている内容も聞き入れられず、だから行動が変わらないので更に怒られる日々が続く、という悪循環になってしまいます。

 

じゃぁ、どうすればいいか?

 

「ちゃんと見てるよ」という安心感を持ってもらうために、「ほめる」ことが必要なんです。

 

ミスを注意をして行動を改善し、そのミスが起こらなくなれば「最近、ミスも減ってきたな」といった一言をかける。

相談しに来てくれれば「よく相談に来てくれたな」と、まずはその行動をほめる。

「残業や休出が続いて大変やけど頑張ってくれてて助かるよ」とねぎらう。

 

こうやって、ほめることが出来ているからこそ、「自分のことを見てくれているんだ」という安心感が生まれ、上司が厳しく叱る中身を受け入れることが出来るようになってくるんです。

 

つまり、ほめることが出来ているからこそ、叱ることの効果があるんです。

 

その逆もそうです。

ほめてばかりでは、なめられてしまいますし、「本当に自分のことを見てくれているのか?」という不安感だけでなく、「本当にこの人についていって大丈夫か?」という抵抗感が生まれてしまいます。

 

叱ることはすごく難しいです。

どうしても感情をぶつけたくなるからです。

マネジャーとしては自分の感情を何とかコントロールして冷静に話をしようと頑張ることは大事です。

それに加えて、日頃から部下をちゃんと見ているかという積み重ねが、叱るという場面にも影響しているんだということも肝に銘じておくことです。

 

「ほめる」ことと「叱る」ことはセットで効果が出てきます。

その為には、やはり「あきらめず本気で部下と向き合う」ことですね。

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